化石の保存方法 | 恐竜化石に関するコラム【三葉虫,アンモナイト,サメの歯】

化石ティラノサウルス 化石 レプリカ 恐竜 レンタル 模型・グッズ お問い合わせ
電話:050-3550-1734(平日10:00~18:00) メール:info@kaseki7.com(24時間対応) お買い物ガイドはこちら

化石の保存方法

執筆・監修
藤田 大 ジュラ株式会社 代表取締役 / 理学修士(広島大学大学院修了)
創業18年(2008年設立) 累計取扱1万超 3200件超の購入者評価 メディア実績・書籍監修多数

広島大学大学院理学研究科 修士課程修了(地球惑星システム学専攻)。専門は地学・鉱物学。累計1万点を超える化石・隕石の鑑定・販売に携わり、NHK BSプレミアム「南極の秘密」CG制作や、書籍『みんなが知りたい!化石のすべて』の監修、成城学園博物館のパネルデザイン等を担当。実物標本の知見に基づき、科学的根拠のある情報発信を行っています。

化石の保存方法について

化石の保存方法を解説します。~あなたの大切なコレクションを守るために。~

化石は繊細で脆く壊れやすいものです。しかし、適切な保存方法をとればコレクションを長く保存することが出来ます。後世まで大切な化石コレクションを保存していきましょう!

展示する場所に気をつけよう!~物理的なショックから化石を守る~

化石は一般的な石と比べると強度が弱く、物理的に弱い傾向にあります。とくに石灰岩を主成分とする化石や、細くて薄い形状をしているものは、ちょっとした衝撃で破損します。

ですから、化石を展示する場所にも配慮が必要です。

こんなところには展示してはいけない!

展示物の上に落下物がある場所。戸棚の下とか、本棚の下などはNGです。

展示スペースが小さい場所はNG。地震等で倒れるならまだしも落下して破損してしまいます。倒れてもすぐに地面に落下しない程度の広さのある場所に展示しましょう。

直射日光に気をつけよう!~紫外線から化石を守る~

化石は長い間、地中に眠っていたものです。地中から掘り出されてしばらくは、不安定な状態になることがあります。また、長い間、太陽光に曝(さら)されていなかった為、紫外線にあたると、痛んでしまうことがあります。

ですから、できるだけ直射日光に当たらない場所に展示しましょう。

こんなところには展示してはいけない!

西日が直接当たる場所はNG。朝日が直接当たる場所はNG。意外と盲点になるのが朝日です。

温度湿度の乱高下に気をつけよう!

化石は温度と湿度の急激な変化が苦手です。とくに掘り出されて間もない化石ほどその傾向があります。玄関先などはドアの開け閉めが多いため、温度湿度が変化しがちです。とくに夏場や冬場などは屋内と外気温の差が大きいため、注意が必要です。

ですから、できるだけ温度・湿度の変化が小さい屋内に展示しましょう。

こんなところには展示してはいけない!

玄関先。理由:ドアの開け閉めが頻繁で、温度湿度が変化しやすい。

窓の近く。理由:窓の開閉で、温度湿度が変化しやすい。

あなたの大切なコレクションを後世に残すため、物理的ショック、紫外線、温度湿度の変化、この三点に気をつけください。

したがって、室内の、比較的奥の日の当たらない場所が化石にとっては良い環境です。展示する予定のないときは、箱に入れて、戸棚のなかにしまっておくのも良いでしょう。

こちらもお読み下さい。【お役立ち】に関連したコラム