子供の頃、ティラノサウルスやトリケラトプスよりも三葉虫に強烈に心惹かれていました。どうしてこの生物が現代にいないのかと悲しむほどで、博物館で買ってもらった1000円ほどの形の崩れた三葉虫の化石やチョコラザウルスの三葉虫のフィギュアを宝物のようによく眺めていました。それから大人になるまで化石とは無縁でしたが、がむしゃらに働き夢を叶えてきた自分自身に、人生の節目としてのプレゼントをあげたいと思いたちました。すると自然と子供の頃の憧れだった大きく美しい高価な三葉虫の化石を調べていました。このメトポリカス・エリシィを見つけたときの衝撃といったら凄まじく、まさに私の人生に訴えかけるような出会いでした。フェティッシュな頭鞍部とナイフのようにエッジの効いた頬トゲはあらゆる人工物を凌駕する美しさに思えます。今にも動き出しそうな生命感に溢れており、眺めているだけで自分の中に残っている童心がワクワクしだしエネルギーを貰えます。震えるほど高価な一品ですが、幼少期に三葉虫に魅せられた私の人生においては確かにそれ以上の価値を持っていました。このメトポリカス・エリシィがくれるパワーでまた仕事を頑張り、新たな三葉虫たちを迎え並べることを楽しみにしていきたいです。この度はお譲りくださりありがとうございました。