脊椎骨の化石の方向の判断方法 | 恐竜化石に関するコラム【三葉虫,アンモナイト,サメの歯】

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この脊椎骨の化石の正しい方向は?

突然ですが、皆さん、このトリケラトプスの脊椎骨の化石は、本来、どのように位置していたか、瞬時に分かりますか?

背骨は、複数の同様の形をした脊椎骨が連なって構成されています。

お医者様や整骨院、カイロプラクターの先生方であれば、瞬時に正しい方向をジャッジされることか思いますが、我々一般人にとっては、にわかには判断できません。

上の写真を見て、どちらが顔の方向か(あるいは尾の方向か)、分かりますか?

ここでは脊椎骨の化石を正しい方向を瞬時に判断できるコツをご紹介します。
(あまり日常生活の役に立たないかもしれませんが・・・・)

最初に脊椎骨を正面から見たときの各部位の名前を、トリケラトプスの脊椎骨でご紹介します。

トリケラトプスの脊椎骨部位紹介

専門家ならば、この写真を見ただけで、瞬時に、顔側か尾側か分かることでしょう。

脊椎骨の方法を見分ける方法 ~ビギナーは、真横から観察しよう~

トリケラトプスの脊椎骨を真横から見る

こちらがトリケラトプスの脊椎骨を真横からみた写真です。弊社売却品(本物の化石)です。

このとき、棘突起にご注目下さい。棘突起がどれを指すかについては、一つ前の写真でご確認ください。

棘突起は椎体の左側から伸びて、「く」の字に屈曲し、逆方向の斜め上に伸びていることが分かります。

このとき、左側が頭部で、右側が尾の側になります。この経常的な特徴を覚えておけば、たいていの脊椎骨の方向を瞬時に見分けることができます。

ただし!!!

ご注意頂きたいのは、化石は死後、数千万年、数億年の時が経過するなかで、様々な方向から圧力を受け、本来の形状とは変化しています。時に、上の法則では判断できないものも存在します。

また今回はトリケラトプスの脊椎骨を例に説明しましたが、恐竜の種類や、脊椎骨の位置によっても、上の特徴は変化しますので、あくまで、一つの目安としてご利用ください。

また、棘突起が完全に無くなり、椎体だけの化石も多数存在します。その場合は、上の方法では見分けられません。棘突起が伸び始める位置などである程度推測はできます。

絶対の法則ではありませんが、ぜひ脊椎骨の化石を鑑賞する際、注目してみて下さいね。

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