ドミニカ産の琥珀は初めての購入でした。表面状態があまり良くなかったため、今回も研磨してみました。水で濡らした#800、#1000,#1500,#3000番の耐水ペーパーで研磨、最後に樹脂を侵す心配の無いプラモデル用の液体コンパウンド(クレオスMr.コンパウンド極細)で仕上 げています。琥珀が小さい場合は、両面テープで指先に貼り付けると研磨し易いです。 15分ほどの作業で、見違えるほど透明になります。これで、マイクロスコープで隅々まで観察できるようになります。(パソコンに接続する安価なマイクロスコープを使っています)何が見つかるか、ワクワク・ドキドキの古代探検の時間です。今回は、残念ながら、明瞭な虫類は見つかりませんでしたが、琥珀中央の深い部分に、柔らかそうな毛に覆われた蜘蛛の足の一部のようなものを発見しました。全長2mmほどの内包物と考えると、スケール感がおかしくなるような毛の密度の高さ。マイクロスコープの解像度を超えるほどの細い毛の保存度。化石化しているとは思えない琥珀の保存性に毎回驚かされます。