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ドイツの凄腕プレパレーター、ホ－スト氏の作品！超の付く人気三葉虫、ディクラヌルス・モンストローサス（Dicranurus monstrosus）の上質個体/古生代デボン紀（4億1000万 -- 3億6700万年前）【tr1127】
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ドイツの凄腕プレパレーター、ホ－スト氏の作品！超の付く人気三葉虫、ディクラヌルス・モンストローサス（Dicranurus monstrosus）の上質個体/古生代デボン紀（4億1000万 -- 3億6700万年前）【tr1127】
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こちらはモロッコ産の三葉虫、ディクラヌルス・モンストローサスの化石です。種小名から分かるように、まさにモンスターのような風貌を持った、三葉虫コレクターに絶大な人気を誇る三葉虫であります。しかも、ヘビーな三葉虫コレクターであれば皆様、ご存知のドイツの凄腕プリパレーター、ホースト氏の作品です。
ディクラヌルスの特徴といえば、バッファローのホーンのようなこの頭部から伸びる、特徴的な棘。
後方から見ると、水牛の角のように見えますね。
そして、体節は長く左右に伸びています。
特徴的な棘を側面から撮影。ホースト氏のハイレベルなクリーニングが活きています。
この棘はいったい何のために使われていたのでしょうか。大変興味深いところです。
ディクラヌルス・モンストローサスの特徴といえば、この長い棘の数々。
１本１本、丁寧ににクリーニングが施されています。
こちらは裏面です。
ディクラヌルスといえば最も破損しやすい三葉虫の一つ。そんな繊細な三葉虫にホースト氏ならではの気配りが感じられます。棘の下側を母岩に載せることで強化されています。母岩もできるだけ分量が少なくなるよう工夫がされていることがお分かりでしょう。
強度を保ちつつ、ディクラヌルスならではの芸術性を表現できています。
本体カーブ計測９５ミリ。大型のディクラヌルスです。
１００円玉との比較。超の付く人気三葉虫、ディクラヌルス・モンストローサスの上質個体です。ドイツの著名プレパレーター、ホ－スト氏の作品です。
商品スペック
| 商品ID | tr1127 |
|---|---|
| 年代 | 古生代デボン紀（4億1000万 -- 3億6700万年前） |
| 学名 | ドイツの凄腕プレパレーター、ホ－スト氏の作品！超の付く人気三葉虫、ディクラヌルス・モンストローサス（Dicranurus monstrosus）の上質個体 |
| 産地 | Morocco |
| サイズ | 本体最長部カーブ計測9.5cm 母岩含め全体13.4cm×9.5cm×高5.2cm |
| 商品解説 | ドイツの凄腕プレパレーター、ホ－スト氏の作品！超の付く人気三葉虫、ディクラヌルス・モンストローサス（Dicranurus monstrosus）の上質個体 |
この商品を購入されたお客様のお声
注文してしていた商品無事届きました。届いた物を観察すると破損しないように極限までクリーニングしているなと感心しています。見えにくかった傷はあったのですが写真で見るよりやっぱり実物はいいですね。これからも大事にしていきたいです。ありがとうございました。
茨城県／男性
三葉虫とは？
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと？
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの？
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite（トリロバイト）は、『tri(三つの)+lob(葉，房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る？
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種！
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね！
三葉虫は示準化石（しじゅんかせき）
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀～ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね！
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種（0.5～70cm）があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。
