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魅力満載!パープルからレッドまで、幅広く呈色する、魅力の詰まったアンモライト(Ammolite)のピース/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)【al362】
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魅力満載!パープルからレッドまで、幅広く呈色する、魅力の詰まったアンモライト(Ammolite)のピース/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)【al362】
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こちらは、カナダ・アルバータ州で採集された宝石、アンモライトです。こちらのピースは紫、青、緑、橙、黄、赤などさまざまな色を呈し、素晴らしい個体です。しかも、それぞれが鮮やかに輝きます。
希少色のブルーやパープルをはじめ、これほど豊かな色を呈する標本は、めったにありません。アンモライトは1981年に世界宝石連盟によって正式に宝石として認定されました。
アンモライトは、白亜紀後期に生きていたプラセンチセラスというアンモナイトの殻が化石化したものです。生物起源の宝石はアンモライトのほか琥珀や真珠など一部に限られますが、鉱物起源の宝石とは異なり、カットの技法に依らずここまで見事に輝く点が大きな特徴であり、魅力にもなっています。
この個体は希少な寒色が中心です。アンモライトで見られる寒色は通常鮮やかさを欠くことが多いのですが、この標本は素晴らしい例外です。ご覧の通り、鮮やかなブルーやパープルがさまざまな箇所で見られます。
また暖色も各所で見られます。フルスペクトルと言って良い、色の豊富さもこのピースの特徴でしょう。
裏面です。プラセンチセラスの母岩が露出しています。褐色の頁岩です。
このアンモライトは十分な厚みを持っており、全体的には薄い樹脂コーティングが施されています。特に遊色する部分は丁寧にコーティングされていますが、これは保護の目的のためです。
左右7センチほど。
100円玉との比較。様々な色が濃く鮮やかに呈色する、アンモナイトの魅力が詰まった逸品です。
商品スペック
商品ID | al362 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 魅力満載!パープルからレッドまで、幅広く呈色する、魅力の詰まったアンモライト(Ammolite)のピース |
産地 | Alberta, Canada |
サイズ | 7cm×6.9cm×厚1.5cm |
商品解説 | 魅力満載!パープルからレッドまで、幅広く呈色する、魅力の詰まったアンモライト(Ammolite)のピース |
この商品を購入されたお客様のお声
ブルー、グリーンを中心に、実に様々な色を見せてくれます。4つ目のアンモライトとなりましたが、どれもそれぞれの個性をアピールしてくれます。終わりの無い世界の魅力は恐ろしいと感じます。
兵庫県/男性
アンモライトとは?
アンモナイトの中で、特に虹色に光り輝く化石を「アンモライト」と言います。1981年にCIBJO(国際貴金属宝飾品連盟)によって正式に宝石に認定されました。
世界で唯一、カナダだけ
アンモライトは、カナダのアルバータ州でしか産出されません。この採掘場だけ、圧力・温度・周りの岩石の成分が最高のバランスを保ちアンモナイトを1億年かけて虹色に輝かせました。
薄い・もろい・少ない、だから価値がある!
アンモライトの殻は数mm程度でもろく、無損傷の感全体は数十万~数百万円で取引されています。価値はもちろんサイズと遊色度合いに依存します。原石のカケラや、カケラを加工した装飾品が一般に市場に出ています。
地球がつくった最高傑作
アンモライトは見る角度を変えると様々な色に光ります。これを遊色と言います。1億年の歳月を感じながら手にとって眺めていると時間の経つのも忘れてしまいます。
アンモライトをつくった大自然、アルバータ州の国立公園
アルバータ地方でのアモンライトの採掘現場。
画像「ammolite」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
さらに詳しいアンモライトのこと
白亜紀後期のカンパニアン紀、北アメリカ大陸のベアパウ層とよばれる地層で保存された、光輝くアンモナイトのことを「アンモライト」と呼びます。
どこで採れる?
アンモナイトが数千万年の時を経て宝石化したものを、人々は特別に「アンモライト」と名付けたのは、そう昔のことではありません。古代の世界中の海にアンモナイトは存在すれど、アンモライトと呼べる石は、北米のBeapaw層だけで見つかっているごくかぎられたアンモナイト化石です。ベアパウ(Beapaw)層は、カナダ西部のアルバータ州とアルバータ州の東側に位置するサスカチュワン州を経て、さらに南に下ったアメリカのモンタナ州に至る地層です。この地層だけに、宝石の輝きをもつアンモライトが眠っています。
なぜアンモライトはできた?
ロッキー山脈が走る北米大陸の内陸部にあたるベアパウ層からなぜ、海中生物であるアンモナイト(のちにアンモライト)が発見されるのでしょうか?それは、白亜紀当時、北米大陸には内陸に内海が存在したからです。西部内陸海道(WesternInteriorSeaway)と名付けられた内海は、白亜紀中期から後期、海進により、ロッキー山脈を境界にして大陸を東と西に二分する巨大な海でした。東をアパラチア(Appalachia)大陸、西をララミディア(Laramidia)大陸とよんでいます。その後、隆起によって海岸線が後退して、海の中にあった地面が陸上にあらわれてきます。いわゆる海退が起こると、アンモナイトは粘土質のベントナイトという層に堆積して埋もれることになったわけです。
アンモライトは粘土に覆われてできた
現在では、軟膏や化粧品、猫の砂にも用いられるベントナイトとよばれる粘土ですが、この粘土質に覆われたのが良かったのです。アンモライトにとっては、殻の表面のアラレ石(アラゴナイト)を変質されることなく保存でき、方解石に変わることなく、鉄やマグネシウムといった鉱物に置換することができたのです。