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美品!北海道の白亜紀の地層を代表するアンモナイト、ゴードリセラス(Gaudryceras)を含む群集化石/【an2301】
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こちらは北海道の白亜紀の地層より発見、採集されたアンモナイト、ゴードリセラスを含む群集化石です。写真中央左上に鎮座していますのがゴードリセラスです。
斜めから撮影しました。中央から中腹まで複雑な模様が見られます。これを縫合線といいます。最外殻の下に隠れており、表面を研磨すると現れます。ゴードリセラスの縫合線は複雑でとても美しいことで知られています。中腹から開口部にかけては黒くなっていますが、こちらは最外殻が保存されている部分です。細かい肋(ろく)模様が保存されている点にご注目ください。このピッチの狭い肋(ろく)もゴードリセラスの特徴の一つです。個体によってはさらにスムースなタイプもあります。
バランスがよく美しいゴードリセラスです。とくに圧縮や剪断も受けていません。
その横に、おそらくは別個体のものと思われる殻の裏側(ネガティブ)の部分化石が保存されています。遊色層が残っている点が素晴らしい。遊色層は最外殻の下にある層で、非常に失われやすいのですが、今回は裏側が残っているという面白さがあります。
ご覧のように主役のゴードリセラス以外にもさまざまな部分化石が保存されています。アンモナイトだけでなく貝も見られます。
こちらの個体は1992年8月29日に発見、採集された記録が残されています。今からおよそ30年以上前の標本です。30年前、皆様は何をされていらっしゃいましたか。
裏面です。平らになるようカットされています。平置き時に安定します。
母岩左右11センチ、主役のゴードリセラスの直径最大部は34ミリです。
100円玉との比較。北海道の白亜紀の地層を代表するアンモナイト、ゴードリセラスを含む群集化石です。
商品スペック
商品ID | an2301 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 美品!北海道の白亜紀の地層を代表するアンモナイト、ゴードリセラス(Gaudryceras)を含む群集化石 |
産地 | 北海道 日本 |
サイズ | アンモナイト本体3.4cm 母岩含め全体11cm×7.5cm×高7.1cm |
商品解説 | 美品!北海道の白亜紀の地層を代表するアンモナイト、ゴードリセラス(Gaudryceras)を含む群集化石。採集年月日:1992年8月29日・天塩 |
この商品を購入されたお客様のお声
ゴードリセラスの縫合線を間近で観ることができました。縫合線が観察できるアンモナイトを幾つか所有しておりますが、このゴードリセラスは、特別複雑で、きめ細かい縫合線の様に感じました。ルーペでじっくり観察します。また、写真では気付きませんでしたが、他のアンモナイトの部分化石にも縫合線が観られる個体も含まれておりました。今回も素晴らしい標本をありがとうございます。
和歌山県/男性
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。