希少色のブルーやパープルを呈する、神秘的な味わいを持つアンモライト(Ammolite)のピース アンモライト 販売

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希少色のブルーやパープルを呈する、神秘的な味わいを持つアンモライト(Ammolite)のピース/【al361】

希少色のブルーやパープルを呈する、神秘的な味わいを持つアンモライト(Ammolite)のピース/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)【al361】

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希少色のブルーやパープルを呈する、神秘的な味わいを持つアンモライト(Ammolite)のピース(その1)

こちらはカナダ・アルバータ州で採集されたアンモライトの原石です。希少色とされる紫や青を呈します。

希少色のブルーやパープルを呈する、神秘的な味わいを持つアンモライト(Ammolite)のピース(その2)

アンモライトは白亜紀後期の海中に住んでいたプラセンチセラスというアンモナイトの殻が化石化したものです。ご覧のように美しく輝くため、1981年に世界宝石連盟により正式に宝石として認定されました。

希少色のブルーやパープルを呈する、神秘的な味わいを持つアンモライト(Ammolite)のピース(その3)

生物起源の宝石は珍しく、こちらのアンモライトのほか琥珀や真珠などに限られます。ダイアモンドなどの鉱物起源の宝石と異なり、特別なカッティングを施さずとも、ご覧のように美しく輝きます。

希少色のブルーやパープルを呈する、神秘的な味わいを持つアンモライト(Ammolite)のピース(その4)

アンモライトに限らず、ブルー、パープルといった寒色は自然界では珍しい色とされています。

希少色のブルーやパープルを呈する、神秘的な味わいを持つアンモライト(Ammolite)のピース(その5)

角度を傾けると色合いや輝きが微妙に変化します。この変化もアンモライトの魅力の一つです。

希少色のブルーやパープルを呈する、神秘的な味わいを持つアンモライト(Ammolite)のピース(その6)

裏面はプラセンチセラスの母岩が露出しています。この褐色の母岩はアンモライトの特徴の一つです。

希少色のブルーやパープルを呈する、神秘的な味わいを持つアンモライト(Ammolite)のピース(その7)

この個体は約4ミリほどの厚さで、板状になっています。普段の取り扱いでは、強度に関する問題はありません。

希少色のブルーやパープルを呈する、神秘的な味わいを持つアンモライト(Ammolite)のピース(その8)

幅最大部66ミリ。希少色のブルーやパープルを呈する、神秘的な味わいを持つピースです。

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商品スペック

商品ID al361
年代 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
学名 希少色のブルーやパープルを呈する、神秘的な味わいを持つアンモライト(Ammolite)のピース
産地 Alberta, Canada
サイズ 6.6cm×5.2cm×厚0.4cm
商品解説 希少色のブルーやパープルを呈する、神秘的な味わいを持つアンモライト(Ammolite)のピース

地質年代

弊社で販売している標本の種名の同定について

この商品を購入されたお客様のお声

今回、写真を見るなり「これだ!」と感じ、購入にいたりました。

前回、真っ赤なアンモライトを購入し、クオリティや梱包の丁寧さに満足しておりました。その後も、新たな出会いがないかと日々サイトを眺めておりましたが、今回、写真を見るなり「これだ!」と感じ、購入にいたりました。手に取り光に当てると、青や緑、紫など複雑で細やかな輝きを放ちます。決して人工では再現できない美しさは、いつまでも眺めていたいような気分にさせてくれます。今後もまた化石・鉱物との出会いを求め、サイトを拝見したいと思います。今回も置き配対応等、大変お世話になりました。

熊本県/男性

アンモライトとは?

アンモナイトの中でも、ひときわ虹色に輝くものを「アンモライト」といいます。1981年、CIBJO(国際貴金属宝飾品連盟)によって正式に宝石として認定されました。

世界で唯一、産地はカナダだけ

アンモライトが産出するのは、カナダ・アルバータ州のみです。この地域だけが、圧力・温度・周囲の岩石成分といった条件のすべてが絶妙に揃い、アンモナイトを約1億年かけて虹色へと変化させました。

薄い・もろい・希少。そのすべてが価値になる

アンモライトの殻はわずか数mmと薄く、非常にもろい特徴があります。完全体で損傷のない標本は数十万~数百万円で取引されるほど希少。価値はサイズと遊色の美しさによって大きく左右されます。一般に市場へ出回るのは、原石の破片や、それらを加工したジュエリーが中心です。

地球が贈る、色彩の傑作

アンモライトは、角度を変えるたびに色が移ろう「遊色効果」を持ちます。1億年という気の遠くなる時間が生んだ光を眺めていると、つい時間を忘れてしまうほどです。

アンモライト 販売

アンモライトを生んだ大自然。アルバータ州の国立公園。

アンモライト 販売

アルバータ地方にあるアンモライトの採掘現場。

画像「ammolite」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』より。URL: http://ja.wikipedia.org

アンモライトとは何か ― さらに深く

アンモライトとは、白亜紀後期のカンパニアン紀に、北アメリカ大陸の「ベアパウ層」と呼ばれる地層で保存された光輝くアンモナイト化石のことを指します。

どこで採れるのか?

アンモライトは、世界中に存在したアンモナイトの中でも、北米のベアパウ(Beapaw)層からだけ見つかる特別な化石です。この地層はカナダ西部のアルバータ州からサスカチュワン州、さらに南のアメリカ・モンタナ州へと続く広大な範囲に分布しています。この一帯からのみ、宝石としての輝きをもつアンモライトが産出します。

なぜアンモライトが生まれたのか

ロッキー山脈のある北米内陸からアンモナイトが見つかるのは、白亜紀当時、この地域に「西部内陸海道(Western Interior Seaway)」という巨大な内海が広がっていたためです。内海は大陸を東西に隔て、東側をアパラチア大陸、西側をララミディア大陸と呼びました。その後、海が後退(海退)し、海底であった地面が陸化する過程で、アンモナイトは粘土質のベントナイトに埋もれ、保存されることになりました。

粘土に守られた奇跡 ― アンモライト形成の秘密

現在は化粧品や猫砂などにも利用されるベントナイト。この粘土質の層に覆われたことで、アンモライトの殻を構成するアラレ石(アラゴナイト)が変質せず、そのままの状態で保存されました。方解石に変わらず、鉄やマグネシウムなどの鉱物に置換されたことが、あの独特の輝きを生み出したと考えられています。

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