- 化石セブン【HOME】
- 化石販売
- その他の化石の販売
- 腕足類
- 密かな人気を集める、国産マニアック化石シリース!岩手県陸飯森産の腕足類化石、レプトダス(Leptodus)
密かな人気を集める、国産マニアック化石シリース!岩手県陸飯森産の腕足類化石、レプトダス(Leptodus)/【ot3342】
日本全国送料0円 この商品について質問する 探して欲しい商品がある
SOLD OUT 売却済み | スマホ向けサイトのトップページはこちら

ひそかな人気を集める、国内化石マニアックシリーズ!本日は、古生代ペルム紀に出現した腕足類、レプトダスです。岩手県陸前高田市産です。

腕足類とは一体なんぞや!?腕足類とは、古代の海に生息していた軟体動物の一群です。これらの生物は、特徴的な貝殻と触手を持っており、海底の岩などに固着して海流に流されないようにしつつ、プランクトンなどを捕食して生活していたと考えられています。化石からその生態や進化に関する貴重な情報が得られています。

レプトダスは最初の発見時、一体何の生物の化石かが不明でした。当初は魚の歯かもしれないと考えられましたが、はっきりとした解明が難しく、長らくその正体は分からないままでした。

その後の研究により、この化石が腕足類の一種であることが判明しました。腕足類は現代ではあまり見られない生物ですが、古生代には大いに繁栄していました。彼らは二枚貝によく似た二枚の殻と蝶番を持ち、体を固定するための肉茎を内部に備えていました。

裏面にも、ところどころ部分的に化石が確認できます。

かなり薄い化石ですので、お取り扱いにはご注意ください。側面から見ると、多くの層が重なっていることがわかります。

母岩全体の長さは約11センチで、レプトダスの長さは約4センチ強です。

100円玉との比較。付属のスタンドを使用して展示することも可能です。
商品スペック
商品ID | ot3342 |
---|---|
年代 | 古生代ペルム紀(2億8900万 -- 2億5100万年前) |
学名 | 密かな人気を集める、国産マニアック化石シリース!岩手県陸飯森産の腕足類化石、レプトダス(Leptodus) |
産地 | 岩手県 日本 |
サイズ | 本体最大直線距離4.8cm 母岩含め全体11.2cm×10.3cm×厚1.2cm |
商品解説 | 密かな人気を集める、国産マニアック化石シリース!岩手県陸飯森産の腕足類化石、レプトダス(Leptodus)。岩手県陸前高田市矢作町飯森 |
この商品を購入されたお客様のお声
レプトダスがまず目につきますが、それ以外にも色々と化石らしきものがあり楽しいですね。総じていえば「何かあるな。でもよくわからん。」ですが。また面白い物をお願いします。
愛知県/男性
腕足類とは?
腕足類(わんそくるい)とは?
腕足類は、古生代に最も繁栄した海の生物の一つで、今から約5億年前のデボン紀を中心に活躍していました。見た目は貝に似ていますが、貝類とは全く異なる系統の生物です。
■特徴は?
1.二枚貝のような殻
腕足類は、2枚の殻を持ち、その殻を上下に開閉することができました。この殻の形状が、貝類に似ているため、しばしば混同されがちです。
2.軟体の腕
殻の内部には、軟体の腕を持っており、これを使って岩などにしっかりと固定していました。流されないように固定し、安定した場所で過ごすことができました。
3.フィルターフィーディング
腕足類は動かず、プランクトンなどを濾過して摂取する「濾過摂食」を行っていました。水中を漂う小さな生物を体内に取り込み、栄養を得ていたと考えられています。
4.深海に生息
腕足類は海底深くに住んでおり、安定した水流がある場所で過ごしていました。これにより、安定した環境で生きることができました。
■絶滅した理由
現生ではあまり見かけませんが、古生代のデボン紀に大繁栄を遂げた腕足類は、ペルム紀の大絶滅などを乗り越えて長い間生き残りました。しかし、その後の大絶滅や環境変化によって、現代の海洋環境ではほとんど姿を消してしまいました。
■化石としての重要性
腕足類の化石は古生代の海洋環境や生物群の研究において非常に重要です。化石としてよく発見され、かつての地球の海の様子を知る手がかりを提供してくれます。