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密巻きで厚みのある、北米産白亜紀アンモナイト、クリオスカフィテス(Clioscaphites)のハーフカットペア標本/【an2657】
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約9,000万~8,400万年前、白亜紀後期コニアシアン期からサントニアン期にかけて北米の海に生息していたアンモナイト、クリオスカフィテス (Clioscaphites)。本標本は殻を中央で割り、その断面を研磨した美しいハーフカットペアです。

殻の中に見える白いラインは「隔壁」と呼ばれるもので、アンモナイトの殻をいくつもの部屋に分けていました。まるでマンションの住戸のように仕切られた構造になっていたのです。詳しくはコラム「アンモナイトやオウムガイの内部はどうなっていたか?」をご覧ください。

いまは堆積物で埋まり固まっていますが、生きていた頃は空洞で、一番外側の部屋にアンモナイトの体(軟体部)が入っていました。部屋どうしは「連室細管」と呼ばれる細い管でつながり、そこから海水や空気をやり取りしていたと考えられています。その仕組みを使って、海の中で浮力をコントロールという説もあります。

クリオスカフィテスの殻の縁には、ギザギザとした凹凸が見られます。

表側を見ると、クリオスカフィテス特有の密巻きの形状と、大きく広がった開口部の姿がはっきりと確認できます。

殻が分厚いため、活発に泳ぐことは得意ではなかったとされます。そのため、海中をゆったり漂いながら、プランクトンなどを捕食していたと考えられています。

明瞭な隔壁のラインを確認することができます。

各標本は直径最大約36ミリ。同じ個体を二分したものなので、対称形になっています。

100円硬貨との比較写真です。クリオスカフィテスはコレクション品としては比較的珍しく、白亜紀後期の西部内陸海路に分布していたと考えられます。当時、北米大陸は海によって二分され、西側は「ララミディア大陸」と呼ばれていました。本標本も、そのララミディアの海域に暮らしていたアンモナイトと推察されます。
商品スペック
商品ID | an2657 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 密巻きで厚みのある、北米産白亜紀アンモナイト、クリオスカフィテス(Clioscaphites)のハーフカットペア標本 |
産地 | Montana, U.S.A. |
サイズ | 直径3.6cm 厚1.9cm(2枚合わせて) |
商品解説 | 密巻きで厚みのある、北米産白亜紀アンモナイト、クリオスカフィテス(Clioscaphites)のハーフカットペア標本 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。