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- これがエラスモサウルスの本物化石の乱喰い歯だ!!
これがエラスモサウルスの本物化石の乱喰い歯だ!!
エラスモサウルスの乱喰い歯とは?
エラスモサウルスといえば、長い首でよく知られていますね。首長竜の親分的な存在として、また海生爬虫類の代表的な存在として、昔から人気がありますね。
名前のごとく、首の長さばかりが、強調されがちな生物ですが、その顔面はまさにホラー。
こちらは本物のエラスモサウルスの頭骨の化石標本です。多少、補修は入っていますが、なんと80%近く、オリジナルパーツで構成されています。
これがエラスモサウルスの乱喰い歯
上顎の歯は下顎まで、ぎゃくに下顎の歯は上顎まで、伸びており、しかも、それが見事に、交互に組み合わさっているのです。これはまさしく、捉えた魚やアンモナイトを、完全に刺殺し、そして離さない、一度、喰われたら最後、絶対に逃げ切ることができない、仕組みになっているわけです。
わかります、その仕組みはわかります。
しかし、現生に、こんな食べるためだけに進化した口を持った生物はいません。さすが白亜紀です。さすが白亜紀後期です。
本物化石ならでの、冗談抜きの迫力。作られていない迫力がそこにあります。
写真では、迫力が今ひとつ伝わっていませんが、本物の迫力は、写真の10倍はあるでしょう。
この標本は、上顎と下顎が固定されていますが、分離式であれば、なお、かみ合わせの迫力をお伝えできたでしょう。
見事な喰いっぷりです。特に顎の先は凄まじいですね。引っ掛けるだけでも、確実に捕食できたことでしょう。
ところで、この標本、完成度は非常に高く、80%近くオリジナルパーツを使用しつつ、さらに、全体に、丁寧に補修を入れていることから、実に美しい標本です。
乱喰い歯の話題に終始しましたが、本標本にご興味のある方はお問い合わせください。