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恐竜の墓場「ボーンベッド」とは?
同じ種類の恐竜の化石が一箇所から大量に見つかった地層のこと。
ボーンベッドができる理由については、大きく分けて2つの説があります。
1.「わたり」の途中で集団で溺れ死んだ
カナダのアルバータ州で見つかったボーンベッドはおよそ7400万年前のもので、角竜のセントロサウルスの骨です。骨が見つかったのが川底であったので、集団で「わたり」をしている最中に、何らかの原因で、一斉に溺死した、という説。
2.別々に死んだ恐竜の骨が流されて一箇所に集まった
もとはそれぞれが別の場所で死んだが、洪水で一斉に流され、流れのゆるいところに集まったという説。
皆さんは、どちらの説を支持しますか?
ちなみに、「わたり」とは・・・
わたりとは、川渡りの略。現世のヌーも上の写真のようにわたりを行う。
ワニなどに捕食されたり、急流で溺死する恐れの高い川で、集団で行う。
危険な川を一頭でも多く生き残って移動するための術(すべ)と考えられる。