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自由頬が保存されたエルラシアキンギプレート化石(Elrathia kingi Meek)/【tr360】
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「?あら、可愛らしい!」と、標本を見た瞬間口に出そうな、本体サイズ0.8cmのエルラシアキンギ三葉虫です。こぶりながら、自由頬が両側しっかり保存された良質標本。

自由頬とはどこをさすか?


そうなんですね。三葉虫は、硬い殻に覆われており、成長するにしたがって硬い殻を破り脱皮していく生物なのですが、脱皮時にこの自由頬とよばれる部分は欠損しやすく、化石として残りにくいのです。

この標本は、1cmに満たない体長ながら、自由頬を欠損することなく、綺麗に保存されて化石化しているんです。ミニサイズだからこそなのか、標本の彼が運が良かったのか・・・。

細部をルーペでのぞいてみるのもいいでしょう。

実はこの裏面にはもうすこし大きいサイズのキンギ標本の跡があります。体の半分ほど残っているので、雰囲気を味わいください。

スタンドとセットでどうぞ。
商品スペック
商品ID | tr360 |
---|---|
年代 | 古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前) |
学名 | 自由頬が保存されたエルラシアキンギプレート化石(Elrathia kingi Meek) |
産地 | Utah, U.S.A. |
サイズ | 本体0.8cm / 母岩 6.8cm×2.5cm×1cm |
商品解説 | とても愛らしいエルラシアキンギ・ミーク(Elrathia kingi Meek)の標本です。 本標本は、アメリカ、ユタ州で採集されたもので、脱皮時に欠損しやすいといわれる自由頬が、両方しっかり保存されています。 |
三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。