古生代ペルム紀テキサス州産、エリオプス・メガセファルス(Eryops megacephalus)頭骨片化石:厚さ約0.4cmの高密度な骨組織を残す、恐竜以前の大型両生類 化石 販売

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古生代ペルム紀テキサス州産、エリオプス・メガセファルス(Eryops megacephalus)頭骨片化石:厚さ約0.4cmの高密度な骨組織を残す、恐竜以前の大型両生類/【ot4544】

古生代ペルム紀テキサス州産、エリオプス・メガセファルス(Eryops megacephalus)頭骨片化石:厚さ約0.4cmの高密度な骨組織を残す、恐竜以前の大型両生類/古生代ペルム紀(2億8900万 -- 2億5100万年前)【ot4544】

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古生代ペルム紀テキサス州産、エリオプス・メガセファルス(Eryops megacephalus)頭骨片化石:厚さ約0.4cmの高密度な骨組織を残す、恐竜以前の大型両生類(その1)

こちらは、古生代ペルム紀の北米大陸に生息していた大型両生類、エリオプスの頭骨片とされる化石です。属名の Eryops は、ギリシャ語で「引き伸ばされた顔」を意味し、種小名の megacephalus は「大きな頭」を指します。文字通り、体長の約4分の1を占めるほど大きな頭部が特徴で、現代のオオサンショウウオに、ワニを思わせる屈強な体格を加えたような姿をしていたと考えられています。湿地帯では、当時を代表する大型捕食者の一つでした。

古生代ペルム紀テキサス州産、エリオプス・メガセファルス(Eryops megacephalus)頭骨片化石:厚さ約0.4cmの高密度な骨組織を残す、恐竜以前の大型両生類(その2)

指先に乗る小さなサイズながら、骨組織の密度が高く、手に取ると見た目以上の凝縮感があります。エリオプスは水辺を中心に、水中と陸上の両方で活動していたと考えられています。

古生代ペルム紀テキサス州産、エリオプス・メガセファルス(Eryops megacephalus)頭骨片化石:厚さ約0.4cmの高密度な骨組織を残す、恐竜以前の大型両生類(その3)

ペルム紀前期のテキサスでは、川や池の周辺に多様な四足動物が暮らしていました。エリオプスはその中でもよく知られた大型捕食者で、恐竜が現れる以前の陸上生態系を語るうえで重要な存在です。

古生代ペルム紀テキサス州産、エリオプス・メガセファルス(Eryops megacephalus)頭骨片化石:厚さ約0.4cmの高密度な骨組織を残す、恐竜以前の大型両生類(その4)

側面から見ると、厚さは約0.4cm。薄い板状の化石です。産地にあたる Archer City Formation は、泥岩や砂岩を主体とするテキサス北中部の地層で、ペルム紀前期の四足動物化石を含む層として知られています。

古生代ペルム紀テキサス州産、エリオプス・メガセファルス(Eryops megacephalus)頭骨片化石:厚さ約0.4cmの高密度な骨組織を残す、恐竜以前の大型両生類(その5)

横幅はおよそ1.6cm。小型標本ながら見どころが多い、複雑な形状をしています。

古生代ペルム紀テキサス州産、エリオプス・メガセファルス(Eryops megacephalus)頭骨片化石:厚さ約0.4cmの高密度な骨組織を残す、恐竜以前の大型両生類(その6)

100円硬貨との比較です。エリオプスは、恐竜が誕生するより前のペルム紀に生きていた生物です。一般にはあまり知られていませんが、非常に大きな頭部とがっしりした体つきを持ち、一度復元姿を見ると忘れられない、独特の存在感を備えています。

古生代ペルム紀テキサス州産、エリオプス・メガセファルス(Eryops megacephalus)頭骨片化石:厚さ約0.4cmの高密度な骨組織を残す、恐竜以前の大型両生類(その7)

ペルム紀、現在の北米テキサス州付近に生息していたエリオプスの想像復元図です。属名の由来である「引き伸ばされた顔」の通り、非常に大きな頭部を持つ動物だったと考えられています。

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商品スペック

商品ID ot4544
年代 古生代ペルム紀(2億8900万 -- 2億5100万年前)
学名 古生代ペルム紀テキサス州産、エリオプス・メガセファルス(Eryops megacephalus)頭骨片化石:厚さ約0.4cmの高密度な骨組織を残す、恐竜以前の大型両生類
産地 Archer City Formation, Archer County, Texas, U.S.A.
サイズ 1.6cm×1.5cm×厚0.4cm
商品解説 古生代ペルム紀テキサス州産、エリオプス・メガセファルス(Eryops megacephalus)頭骨片化石:厚さ約0.4cmの高密度な骨組織を残す、恐竜以前の大型両生類

地質年代

弊社で販売している標本の種名の同定について

エリオプスとは?

エリオプスってどんな生き物?

エリオプス復元図

知れば知るほど面白い、ペルム紀の水辺ハンター

今から約2億9,500万年前のペルム紀。まだ恐竜が誕生するよりずっと前、地球の大地をのしのし歩いていたのが、この「エリオプス」という巨大な両生類です。

両生類と聞くとカエルやイモリを想像しますが、エリオプスはスケールが違います。体長は1.5〜2メートル、最大で3メートル級。当時の陸上においては“ほぼ頂点に近い”ビッグサイズで、イメージとしては「のんびり歩くワニ」と言われることもあります。

彼らの顔つきは、名前の由来にもなっている重要ポイント。“Eryops(エリオプス)”はギリシャ語で「前に突き出た顔」という意味で、眼より前にドーンと大きな頭が伸びています。頭骨自体も40センチ近くもあり、その中には円錐形の鋭い歯が並んでいました。この歯は迷路のような構造を持つ「ラビリントドント歯」と呼ばれ、獲物をがっちりつかむのにぴったりの造り。当時の水辺で泳ぐ大型の魚や、小さな四肢動物たちは良い餌だったはずです。

意外かもしれませんが、エリオプスは“水の中はそれほど得意ではなかった”と考えられています。尾は太くて短く、魚のようにしなやかには動けません。胴体は骨がぎっしり詰まったような頑丈なつくりで、どちらかというと静かに水辺で待ち伏せし、のそのそと陸に上がって生活するスタイルだったようです。まさに「半水生」の原始的なハンター。

そして特筆すべきは、皮膚の質感が化石として残っている点。なんとエリオプスの皮膚化石が“ミイラのように”保存された例があり、体表には楕円形の細かな突起がびっしり並んでいたことがわかっています。つまり、ヌルヌルの両生類というより、ちょっとゴツゴツした“古代生物らしい質感”の皮膚だったわけです。

また、エリオプスは成長してもカエルのような大変身(変態)はしなかったと考えられています。幼体は水辺で育ち、ゆっくりと時間をかけて陸で暮らせる体へと変わっていく。現生のイモリに近い、穏やかなライフサイクルだったようです。

恐竜より古く、哺乳類より古く、しかし確かにその後の陸上動物の歴史につながる“はざまの存在”として、エリオプスは古生物学でもとても重要。巨大な頭、分厚い胴体、そして水辺でのんびり過ごす姿。エリオプスを知ることは、「恐竜前夜の地球」をのぞき込むような面白さがあります。

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