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化石セブン初登場!超希少、英国産4億年以上前シルル紀魚類の仲間化石、テロドゥス(Thelodus)/【ot4435】
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化石セブンに、また一つ歴史的なコレクションが加わりました。今回ご紹介するのは、イギリス産の「テロドゥス(Thelodus)」という魚類の化石です。特筆すべきは、その「時代」です。今から約4億4000万年前から4億2000万年前ごろ、すなわち古生代シルル紀という、脊椎動物が本格的に多様化し始めた時代のものです。この時代の魚類化石は産出自体が限られており、良好な状態で市場に出回る例はごくわずかです。まさに、コレクターの方にとっても「一生に一度」の出会いと言える、博物館級の逸品です。
このおたまじゃくしのような、不思議な魚「テロドゥス」とは、一体どのような生物だったのでしょうか。よく考えてみますと、本当におたまじゃくしのような軟体を持つ生物であれば、化石として残ることはまず考えられません。実際には、サメの肌のような小さな鱗で覆われていたと考えられており、硬い表皮を持っていたと思われています。また、テロドゥスは「鱗甲類」というグループに属する、顎(あご)を持たない「無顎類(むがくるい)」の仲間です。現代の魚たちとは全く異なる、進化の系統樹の根源に近い姿を今に伝える、非常にミステリアスな存在なのです。
ところで、顎(あご)がないのにどうやって食べていたのでしょうか。現代の動物の多くは顎を持つ強力な歯を噛み合わせることで捕食・咀嚼をしていました。一方で無顎類は、顎を持たない代わりに、強力な咽頭(のど)の筋肉を発達させていました。
・口を丸く開き、咽頭を急激に広げることで水と一緒に有機物や小さなプランクトンを吸い込みます。
・吸い込んだ水の中から、鰓(えら)にある細かな穴や突起を使って食料だけを濾し取り、不要な水は鰓孔から排出していました。
イメージとしては、「噛む」のではなく「吸い込んで濾す」ハイテクな掃除機のようなスタイルです。面白いのが、テロドゥス(鱗甲類)などは、体の表面だけでなく、口の中や喉の奥まで小さな鱗(小鱗)で覆われていたことが分かっています。顎はありませんが、喉の奥にある無数の小鱗が「やすり」や「すべり止め」の役割を果たし、吸い込んだ獲物を逃がさず、細かく砕くのを助けていたという説があります。
現代の生物とは全く異なる捕食スタイルですが、それはそれで、非常に機能的だったことがわかりますね。
この化石が刻まれたシルル紀という時代、地球はどのような姿だったのでしょうか。当時は、ようやく陸上に植物が進出し始めたばかりで、生命の主役は依然として広大な海の中にありました。現代の魚たちの祖先がようやく現れ始めたこの時代、テロドゥスのような無顎類は、当時の海洋生態系において重要な位置を占める存在でした。写真の赤茶色のシルエットは、4億年以上前の海底を泳いでいた、その生命の鼓動を直接物語っています。この石を手にするということは、脊椎動物の「黎明期」をその手に持つことと同義なのです。
その彼らの持つ「小鱗」の構造は、後の時代の魚類が持つ強固な鱗や、私たちの「歯」の起源になったという説もあります。つまり、テロドゥスは私たち人間を含む、すべての顎を持つ脊椎動物への「橋渡し」をした重要な存在と言えるのかもしれません。この小さな化石の中に、生命進化の壮大なドラマが凝縮されていると考えると、興奮してきませんか?
裏面です。この化石の産地は、古生物学の聖地の一つであるイギリスです。シルル紀からデボン紀にかけての地層は、イギリスでは古くから研究されており、数多くの重要な発見がなされてきました。この赤みがかった独特の色彩は、他の産地にはあまり見られない独特のもので、所有感を満たしてくれます。
現代の魚とテロドゥスを比べると、その「異形」ぶりに驚かされます。対(つい)になるヒレが未発達で、平たい体形を持っていた彼らは、現代の魚類とは大きく異なる、独創的なフォルムをしていました。
特にシルル紀などの非常に古い生物は、現代の生物とは似ても似つかない風貌をしたものが多くいます。この写真で見られるような独特の曲線は、彼らが海底付近を巧みに泳いでいた姿を想像させます。
側面から撮影しました。何層にもわたって形成された層理が見えます。1層ずつ、悠久の時が封じ込められていることでしょう。
母岩の1辺は6-7センチ前後、本体はカーブ計測で約56ミリあります。創業18年になる弊社、化石セブンですが、シルル紀のテロドゥスを扱える機会は滅多にありません。その理由は二つあります。一つは、そもそもこの時代の地層が露出している場所が世界的に少ないこと。もう一つは、体が脆く、化石になる前に分解されてしまうことがほとんどだからです。今回、偶然にも非常に良好な条件で化石化した希少な逸品です。
100円硬貨との比較です。化石をコレクションする醍醐味は、その造形美はもちろん、「時間の重み」を共有することにあります。シルル紀という化石の世界でも、とびきり古い時代の標本です。生命が海から陸へと挑もうとしていた、地球史上最もエキサイティングな時代の記憶が、こうして明瞭に残されていることに価値を感じていただける方に引き継いでいただきたいと願っております。このテロドゥスは特別な存在です。あなたの書斎に、この希少性の極地とも言える一点を加えてみませんか。
Thelodus(テロドゥス)を、現在知られている情報に基づいて復元した想像イラストです。ただし、非常に古い生物であるうえ、化石資料も限られているため、実際の生態や外見については未解明な部分が多く残されています。
本復元では、全身を覆う微細な小鱗や、顎を持たないという特徴を強調しています。一方で、ヒレの有無やその形状については確定的な証拠がないため、対になるヒレなどの構造は、あえて描いていません。
口を丸く開いた姿は、海水とともに微小な有機物を取り込む「吸引・濾過型」の摂食様式を想定したものです。
商品スペック
| 商品ID | ot4435 |
|---|---|
| 年代 | 古生代シルル紀(4億4600万 -- 4億1000万年前) |
| 学名 | 化石セブン初登場!超希少、英国産4億年以上前シルル紀魚類の仲間化石、テロドゥス(Thelodus) |
| 産地 | England |
| サイズ | 本体カーブ計測5.6cm 母岩含め全体7.2cm×6.2cm×厚1.5cm |
| 商品解説 | 化石セブン初登場!超希少、英国産4億年以上前シルル紀魚類の仲間化石、テロドゥス(Thelodus) |

テロドゥスとは?
■テロドゥスって、どんな生き物?

テロドゥスは、今から4億年以上も前、まだ恐竜どころか、普通の魚すら完成していなかった時代の海を泳いでいた、とても古い生き物です。時代で言うと「シルル紀」。このころ、地球ではようやく陸に植物が現れ始めたばかりで、生命の主役は完全に海の中にありました。見た目は、少しオタマジャクシやウナギを思わせる、不思議な姿。でも決定的に違うのは、顎(あご)がないという点です。
■「魚なのに、噛めない?」
現代の魚は、口を開けて獲物を噛みますよね。ところがテロドゥスは、まだ顎が進化していない時代の生き物。では、どうやって食事をしていたのでしょうか。答えはとてもシンプルで、「吸い込む」。口を丸く開き、水ごと小さな生き物や有機物を吸い込み、必要なものだけを体の中に取り込んでいたと考えられています。まるで、海の中の掃除機のような食べ方です。
■全身が「小さな歯」でできていた?
テロドゥスの最大の特徴は、体を覆う無数の小さな鱗(うろこ)。この鱗は、実はとても特別な構造をしていて、後の時代に登場する魚の鱗や、さらには私たち人間の歯と、深い関係があると考えられています。つまりテロドゥスは、「歯が生まれる前の、歯の原型をまとった生き物」とも言える存在なのです。
■なぜ、こんなに貴重なの?
テロドゥスの体は、硬い骨ではなく、小さな鱗が集まった構造でした。そのため、死後にバラバラになりやすく、きれいな形で化石になること自体が奇跡的です。しかも、シルル紀の地層は世界的にも限られており、現在、良好な状態のテロドゥス化石が市場に出ることは、ほとんどありません。
■4億年前の「試作品」
テロドゥスは、現代の魚の直接の祖先ではありません。けれど、魚や人間へと続く長い進化の歴史の中で、「こんな体の作りはどうだろう?」と自然が試した、試作品の一つのような存在です。この小さな化石には、生命がまだ手探りで進化していた時代の記憶が、ぎゅっと詰まっています。






























