- 化石セブン【HOME】
- 化石販売
- その他の化石の販売
- 植物
- 母岩25cm超、本体10cm弱の特大標本!岩手県雫石町・用ノ沢産「炭化」した木の葉の化石
母岩25cm超、本体10cm弱の特大標本!岩手県雫石町・用ノ沢産「炭化」した木の葉の化石/【ot4410】
日本全国送料0円 この商品について質問する 探して欲しい商品がある
ご入金の確認が完了したご注文は即日発送
送料無料 税込み 6,800円 この価格で分割払いした場合は? | スマホ向けサイトはこちら
こちらは、漆黒の「炭化皮膜」が美しく残った、大型の木の葉の化石です。岩手県雫石町の豊かな地層から届いたこの標本は、1,000万年以上という途方もない歳月を石の中で眠り続けてきました。
明るい色調の母岩に、黒褐色の炭化部が明瞭に残った葉の姿は、まさに大地が描いた「一枚の絵画」。母岩は幅25cmを超える堂々たるサイズで、その中央に繊細な葉が鎮座する様子は、自然の造形美を愛する方に自信を持っておすすめできる一品です。
葉の細部をクローズアップしました。中央を貫く主脈から、網目のように広がる側脈。その一本一本が、驚くほど生々しく保存されています。
特筆すべきは、この黒い部分が単なる「形(印影)」ではなく、当時の植物の有機質が炭素に置き換わって残った「実体」であるという点です。植物化石の多くは、実体が失われた「印象化石」ですが、本標本は希少な「炭化圧縮化石」。当時の堆積環境が極めて穏やかで、酸素が遮断されていた幸運な条件の積み重ねが、この精緻な保存を可能にしました。詳しくはコラム”葉っぱが化石になる、メカニズム”をご覧下さい。
この標本のもう一つの見どころは、母岩に見られる「段差」です。この地域の植物化石は、かつて存在した穏やかな湖の底に葉が沈み、堆積したものと考えられています。
母岩の段差は、まさにその湖底で薄い泥が層状に降り積もった「時間の重なり」そのもの。一枚一枚、薄皮を剥ぐようにして発見される化石の成り立ちが、この立体的な母岩の表情からも見て取れます。地質学的なドラマを感じさせる、非常に興味深い産状です。
葉の上部を撮影しました。化石化の過程で失われやすい葉の輪郭(葉縁)まで見事に残っています。
光を当てると、炭化した表面が鈍い光沢を放つのが分かります。これは実体が残っている炭化標本ならではの質感です。この「黒い膜」の保存状態は、目の肥えたコレクターの方にも、きっとご満足いただけるはずです。
この葉が揺れていた約1,000万年前、日本列島は大陸から切り離され、現在の形へと整い始めた激動の時代でした。
当時の東北地方は現在よりも温暖で、豊かな広葉樹林が広がっていました。まだ人類の遠い祖先さえ現れていないような遥か昔、どんな光を浴び、どんな風に吹かれていたのか。石の中に閉じ込められた一枚の葉を眺めていると、当時の森の湿り気まで伝わってくるような、不思議な感覚に包まれます。
母岩の裏面です。25cmを超える重量感のある母岩は、きめが細かく、かつての湖底に沈殿した静かな泥の質感をそのままに伝えています。
側面からのショットです。最厚部は約3.3cm、最薄部で1.2cm。ある程度の厚みがあるものの、手に取る際は太古の芸術品を扱うように丁寧にお取り扱いください。
サイズを改めて確認すると、母岩の幅が約25.4cm、葉本体だけでも約99mm(約10cm)に達します。一般的な植物化石は数cm程度のものが多い中で、これほど大きく、しかも葉の輪郭がほぼ完全な形で保存された標本は希少です。
100円硬貨と比較すると、その圧倒的なスケールが一目瞭然です。付属のスタンドを用いれば、場所を選ばず美しくディスプレイしていただけます。
繰り返しになりますが、この標本の真価は単なる「痕跡」ではなく、木の葉そのものが炭化した「実体」が残っている点にあります。博物館の展示室にあるような、学術的価値と芸術性を兼ね備えた大判の炭化標本。あなたのコレクションの象徴的な一点として、ぜひお手元にお迎えください。
このイラストは、標本がまだ瑞々(みずみず)しい葉として枝に揺れていた頃、水辺へとひらりと舞い落ちる一瞬を描いたものです。偶然にも風にさらわれた一枚の葉が、鏡のように穏やかな湖面へと、音もなく沈んでいく。そこから始まった悠久の物語が、数千万年の時を経て、今こうして「化石」という形で完結しました。
商品スペック
| 商品ID | ot4410 |
|---|---|
| 年代 | 新生代第三紀(6600万--260万年前) |
| 学名 | 母岩25cm超、本体10cm弱の特大標本!岩手県雫石町・用ノ沢産「炭化」した木の葉の化石 |
| 産地 | 岩手県 日本 |
| サイズ | 本体幅9.9cm 母岩含め全体25.4cm×16.6cm×最厚部3.3cm |
| 商品解説 | 母岩25cm超、本体10cm弱の特大標本!岩手県雫石町・用ノ沢産「炭化」した木の葉の化石 |

10分で分かる植物の進化とは?
植物とは、光合成を行い、成長し、維持する栄養を生成する生物のことです。
現在もっとも進化しているとされる植物は被子植物(日本人が大好きな桜など)ですが、もとは、先カンブリア時代に誕生した藻類(そうるい)に遡ります。
その歴史を簡単に振り返ってみましょう。

植物の歴史は動物の歴史よりもはるかに長くさらに遡ります。
先カンブリア時代(約20億年前)には、すでに水中に藻類(そうるい)が出現していました。
古代より絶えることなく生きている生物種のことを、「生きた化石」などといいます(シーラカンス、ウミユリなど)が、植物は生きた化石の宝庫といえます。恐竜が地球に誕生するはるか前から、絶えることなく、地球上に生息し続けています。
最初の植物、藻類。(先カンブリア時代)
藻類は、水中で生活します。茎、根、葉っぱの区別はありません。体全体で栄養素を吸収して生息しています。先カンブリア時代から出現し、現世まで絶えることなく、生息しています。

地上で生活を始めたコケ類。(古生代オルドビス紀)
古生代オルドビス紀に入ると、コケ類が出現します。コケ類は、これまでの水中生活(藻類)から、陸上へと生活の場を広げました。とはいっても、湿った場所にしか生息できません。

大繁栄を遂げたシダ類。石炭の原料となった。(古生代石炭紀)
古生代石炭紀に入ると、シダ類が大繁栄します。はじめて、根、茎、葉っぱに分化した組織を持ち、栄養分を根から効率的に取り込むために、維管束(いかんそく)を持っていました。効率的に栄養素を取り込めるようになり、水の近くからやや離れても生息できるようになり、大繁栄を遂げました。大量に生息したシダ類は、石炭となり、人類の産業革命のきっかけとなったことは周知の事実です。コラム:シダ類と産業革命も合わせてお読みください。

種を持った初めての植物、裸子植物が誕生。(古生代ペルム紀)
恐竜の時代、古生代ペルム紀に入ると、種(たね)をもった植物が誕生します。裸子植物です(藻類、コケ類、シダ類は、胞子によって繁殖します)。硬い表皮で覆われた種が動物や自然環境によって遠方に運搬され、容易に勢力範囲を伸ばすことができるようになりました。

現在最も進化した植物、被子植物が誕生。(中生代ジュラ紀)
恐竜の時代、中生代ジュラ紀に入ると被子植物が誕生します。被子植物とは、胚珠(はいしゅ)が子房で覆われている植物のことです。子房は最終的に果実へと成長するため、容易に動物等に捕食され、その結果、種子を効率的に遠方に運搬できるようになりました。































