大きい、珍しい!岩手県雫石町・用ノ沢産ウダイカンバと思しき、木の葉の化石 化石 販売

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大きい、珍しい!岩手県雫石町・用ノ沢産ウダイカンバと思しき、木の葉の化石/【ot4409】

大きい、珍しい!岩手県雫石町・用ノ沢産ウダイカンバと思しき、木の葉の化石/新生代第三紀(6600万--260万年前)【ot4409】

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大きい、珍しい!岩手県雫石町・用ノ沢産ウダイカンバと思しき、木の葉の化石(その1)

こちらは、岩手県雫石町・用ノ沢で採集された、極めて状態の良い木の葉の化石です。炭化した黒褐色の木の葉本体が、そのままの姿で保存されています。単に形だけが残る印象化石ではなく、葉の実体の大部分が残された、たいへん貴重なタイプです。木の葉化石の多くはスタンプ状の印象化石ですが、この地域では、まれにこのような炭化保存の標本が産出します。

大きい、珍しい!岩手県雫石町・用ノ沢産ウダイカンバと思しき、木の葉の化石(その2)

雫石周辺で見つかる木の葉の化石は、ブナ類やニレ類が中心ですが、本標本はカバノキ科のウダイカンバに近い特徴を備えています。葉は丸く大きく、広卵形〜やや円形の輪郭を持ち、先端は鋭すぎず、全体に丸みを帯びています。これらはいずれも、ウダイカンバの葉に見られる代表的な特徴です。

大きい、珍しい!岩手県雫石町・用ノ沢産ウダイカンバと思しき、木の葉の化石(その3)

中新世の東北地方において、ウダイカンバを含むカバノキ類は、決して珍しい存在ではありませんでした。ただし、ブナ類やニレ類に比べると、化石として確認される例は少なく、本標本のような良好な保存状態のものは貴重です。

大きい、珍しい!岩手県雫石町・用ノ沢産ウダイカンバと思しき、木の葉の化石(その4)

1本の太い主脈から、側脈が規則正しく並んでいます。

大きい、珍しい!岩手県雫石町・用ノ沢産ウダイカンバと思しき、木の葉の化石(その5)

葉の縁部を見ると、明瞭な鋸歯(きょし、ギザギザの部分)が確認できます。

大きい、珍しい!岩手県雫石町・用ノ沢産ウダイカンバと思しき、木の葉の化石(その6)

裏面です。静穏な湖底で堆積した泥が石化したものと考えられる、なめらかで、きめ細かな石質が確認できます。

大きい、珍しい!岩手県雫石町・用ノ沢産ウダイカンバと思しき、木の葉の化石(その7)

側面から見ると、湖底に長い時間をかけて、少しずつ堆積物が重なっていった様子がよく分かります。

大きい、珍しい!岩手県雫石町・用ノ沢産ウダイカンバと思しき、木の葉の化石(その8)

約15センチの母岩に、約9センチの木の葉が静かに佇む、バランスの取れた美しい標本です。

大きい、珍しい!岩手県雫石町・用ノ沢産ウダイカンバと思しき、木の葉の化石(その9)

100円硬貨との比較です。こうして、付属の黒スタンドに立てかけると、目線が低い、たとえば書斎やデスク周りなどに飾っても楽しむことができます。

ネームカード
スタンド

商品スペック

商品ID ot4409
年代 新生代第三紀(6600万--260万年前)
学名 大きい、珍しい!岩手県雫石町・用ノ沢産ウダイカンバと思しき、木の葉の化石
産地 日本 岩手県
サイズ 本体幅9cm 母岩含め全体15.6cm×14.4cm×厚2.8cm
商品解説 大きい、珍しい!岩手県雫石町・用ノ沢産ウダイカンバと思しき、木の葉の化石

地質年代

弊社で販売している標本の種名の同定について

10分で分かる植物の進化とは?

植物とは、光合成を行い、成長し、維持する栄養を生成する生物のことです。

現在もっとも進化しているとされる植物は被子植物(日本人が大好きな桜など)ですが、もとは、先カンブリア時代に誕生した藻類(そうるい)に遡ります。

その歴史を簡単に振り返ってみましょう。

植物の進化の歴史

植物の歴史は動物の歴史よりもはるかに長くさらに遡ります。

先カンブリア時代(約20億年前)には、すでに水中に藻類(そうるい)が出現していました。

古代より絶えることなく生きている生物種のことを、「生きた化石」などといいます(シーラカンス、ウミユリなど)が、植物は生きた化石の宝庫といえます。恐竜が地球に誕生するはるか前から、絶えることなく、地球上に生息し続けています。

最初の植物、藻類。(先カンブリア時代)

藻類は、水中で生活します。茎、根、葉っぱの区別はありません。体全体で栄養素を吸収して生息しています。先カンブリア時代から出現し、現世まで絶えることなく、生息しています。

藻類

地上で生活を始めたコケ類。(古生代オルドビス紀)

古生代オルドビス紀に入ると、コケ類が出現します。コケ類は、これまでの水中生活(藻類)から、陸上へと生活の場を広げました。とはいっても、湿った場所にしか生息できません。

コケ類

大繁栄を遂げたシダ類。石炭の原料となった。(古生代石炭紀)

古生代石炭紀に入ると、シダ類が大繁栄します。はじめて、根、茎、葉っぱに分化した組織を持ち、栄養分を根から効率的に取り込むために、維管束(いかんそく)を持っていました。効率的に栄養素を取り込めるようになり、水の近くからやや離れても生息できるようになり、大繁栄を遂げました。大量に生息したシダ類は、石炭となり、人類の産業革命のきっかけとなったことは周知の事実です。コラム:シダ類と産業革命も合わせてお読みください。

シダ類

種を持った初めての植物、裸子植物が誕生。(古生代ペルム紀)

恐竜の時代、古生代ペルム紀に入ると、種(たね)をもった植物が誕生します。裸子植物です(藻類、コケ類、シダ類は、胞子によって繁殖します)。硬い表皮で覆われた種が動物や自然環境によって遠方に運搬され、容易に勢力範囲を伸ばすことができるようになりました。

マツ

現在最も進化した植物、被子植物が誕生。(中生代ジュラ紀)

恐竜の時代、中生代ジュラ紀に入ると被子植物が誕生します。被子植物とは、胚珠(はいしゅ)が子房で覆われている植物のことです。子房は最終的に果実へと成長するため、容易に動物等に捕食され、その結果、種子を効率的に遠方に運搬できるようになりました。

桜