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大きい!産地と成り立ちが語れる、日本産硫化鉱物の良標本… 岐阜県神尾鉱山産 閃亜鉛鉱/【ot4392】
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こちらは、岐阜県神尾鉱山産の閃亜鉛鉱(せんあえんこう)です。まず目を引くのは、この暗紫色から黒色へと移ろう結晶表面。角度によって青や紫の光沢が浮かび上がり、鉄分を多く含む閃亜鉛鉱特有の深みある表情を見せます。鋭く立ち上がる形状は、地下で鉱液が集中的に供給された成長方向を示しており、日本の鉛・亜鉛鉱床が持つ力強さを静かに物語っています。
重量は379g。日本産の閃亜鉛鉱は数十g前後の標本が多く、本標本のように数百g単位で形を保った個体は、近年ではあまり見かけません。
こちらの角度では、結晶面の荒々しい割れと、鈍い金属光沢がより明瞭に確認できます。滑らかではない破断面は、閃亜鉛鉱の割れ方に一定の規則性がある性質と、硫化鉱物らしい特徴をよく表しています。派手な結晶標本とは異なり、鉱石としての“重さ”と“深さ”を感じさせる点がこの標本の魅力です。木目に沿って割れる木材のように、決まった方向に割れやすい性質を持つ点も、閃亜鉛鉱ならではの特徴です。
こちらでは、閃亜鉛鉱と母岩との関係がはっきりと読み取れます。白色の石英(あるいは方解石)脈が横断し、その上下に暗色の硫化鉱物帯が確認できます。これは、地下を流れた熱水が岩石の割れ目に入り込み、鉱物を沈殿させた痕跡と思われます。
閃亜鉛鉱と、石英、方解石の会話が聞こえてきました。
石英「なんか今日、場の空気重くない?」
方解石「誰か来た?」
閃亜鉛鉱「……」
石英「ちょっと、あの黒いの何?」
方解石「持ってみ?」
石英「……え、重っ!!」
閃亜鉛鉱「……重いのは話じゃなくて俺。」
側面から見ると、鉱脈に沿って成長した立体的な構造が際立ちます。母岩を押し分けるように形成された閃亜鉛鉱の塊は、地下深部での圧力や鉱液の流動を想像させます。自然物らしい不均質な表情は、人工物では決して味わえない説得力があります。
こちらの標本の産地、岐阜県・神尾鉱山は日本の典型的な鉛・亜鉛鉱山です。日本の金属鉱山史の中でも「中小規模ながら質の良い鉱石」を産したことで知られています。
左側に見える暗紫~黒色の塊は、鉄分を多く含む閃亜鉛鉱の本体部分です。表面には、角度によって青や紫にきらめく亜金属光沢が現れ、重厚で落ち着いた美しさを感じさせます。
中央から右側にかけては、白色の石英(または方解石)脈がはっきりと露出しています。この脈は、地下深部を流れた熱水が岩石の割れ目を満たし、硫化鉱物とともにゆっくりと沈殿した痕跡と考えられます。
さらに右端や表面に見られる褐色部は、硫化鉱物が長い時間をかけて風化し生じた酸化帯(褐鉄鉱化)です。赤茶色はその典型的な箇所ですね。
こちらは本標本の裏面です。表側の暗紫色の閃亜鉛鉱とは対照的に、灰色〜白色を基調とした母岩の岩石質が前面に現れています。ところどころに白色の石英(または方解石)が脈状に入り込んでおり、鉱物が母岩中の割れ目に沿って生成したことがよく分かります。
最大部は約9cm、厚みも約4cmあり、日本産としては非常にボリューム感のある標本です。379gという重量は、見た目以上に密度の高い硫化鉱物であることを物語っています。実際に手に取ると、ずっしりとした重みが掌に伝わってきます。
100円硬貨との比較写真です。サイズ感が分かりやすく、日本産鉱物として十分な存在感を備えていることが伝わります。
日本の鉛・亜鉛鉱山として知られる神尾鉱山は、石英脈を伴う熱水性鉱床で、良質な硫化鉱物を産したことで知られています。本標本では、暗紫~黒色の閃亜鉛鉱、白色の石英脈、褐色の酸化帯が一体となって確認できます。
地下深部で静かに成長し、鉱山としての役目を終えた後も、こうして重厚な姿を保ち続けてきた鉱石です。派手さはありませんが、日本の大地が育んだ鉱床の歴史と時間の積み重なりを、そのまま手のひらで感じることのできる一品です。
商品スペック
| 商品ID | ot4392 |
|---|---|
| 学名 | 大きい!産地と成り立ちが語れる、日本産硫化鉱物の良標本… 岐阜県神尾鉱山産 閃亜鉛鉱 |
| 産地 | 岐阜県 日本 |
| サイズ | 8.9cm×8.3cm×厚4.2cm 379g |
| 商品解説 | 産地と成り立ちが語れる、日本産硫化鉱物の良標本… 岐阜県神尾鉱山産 閃亜鉛鉱 |






























