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アンティークグッズ!驚くことなかれ、戦中(1942年10月)の学習用鉱物セットが登場!/【ot4315】
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こちらは、驚くことなかれ、戦前(昭和17年10月)に発売された鉱物セットです。 こんなにも時代を経た教育用セットが、当時の面影を保ったまま残されていたとは……。長らく個人コレクターのご自宅で大切に保管されてきた品で、販売当時の状態がほぼそのまま。全63個中62個が現存しており、戦中の教材としては驚異的な残存率です。現在の教育セットと遜色ない、端正な仕上がりに時代を越えた魅力を感じます。
戦中の鉱物セットでありながら、英語表記が併記されている点も興味深いところです。学習上、和名と英名をセットで覚える必要があったとはいえ、当時の時代背景を考えると、非常に先進的な構成といえます。各部に破れは見られるものの、84年も前の教材としては驚くほど良好。仮に当時10歳で学んでいらっしゃった学生さんがいたとすれば、現在94歳。まさに“時代の証人”といえる一品です。
表紙には「鉱物標本」と記されていますが、右から左への表記で「本標物鉱」と並んでいます。戦後に左読みが一般化する以前の過渡期ならではのレイアウトで、歴史資料としても面白い部分です。 ブック形式の紐留め仕様は、手仕事の温かみがあり、アンティーク品らしい風情を感じさせます。表紙は紫外線による焼けが多少ありますが、文字やデザインははっきりと残り、中央には水晶と思われるクラスターの絵柄が描かれています。時代を経た紙の質感とあいまって、素朴で味わい深い雰囲気を漂わせています。 社名と思われる「東鉱」は、東京都中野にあった東京鉱物研究所の略称のようで、現在同名の会社は存在していないようです。歴史が閉じた会社の名を背負っている点も、コレクションとしての魅力を高めている部分です。
現在の鉱物セットをも凌ぐと言ってよいほど、素晴らしいコレクションが整然と収められています。日本らしい几帳面な区分けに、各鉱物がぴったりと納まっており、当時の丁寧な手仕事がしのばれます。機械化以前の製作であったことを考えると、一つひとつが誠実に作られていたことがよくわかります。長く大切に残されてきた理由が感じられる、温かみと存在感のあるセットです。
ほぼすべての鉱物が未だに残されており、時代を越えて揃いの良い標本が現存している点は特筆に値します。
見開きには、鉱物の種類がわかるシートが付属。紫外線による焼けは多少ありますが、紙質はしっかりしており、虫食いもない保存状態の良さにご注目ください。
当時2円で販売されていたようです。戦時下の2円が現在どの程度の価値に相当するかは単純比較が難しいものの、戦後まもなく、大インフレを経たことを考えると、当時としてはかなり高価な教材であったことがうかがえます。 左下には「昭和17年10月」と、当時の持ち主が残した手書きのメモがあり、風情が感じられます。
サイズは横約22センチ、縦約30センチ、厚み2センチほど。ところどころ傷みはありますが、84年前の教材としては非常に良好な保存状態を維持しています。時代の空気をそのまま閉じ込めたような、味わい深い古い標本です。 現在も親しまれている鉱物セットが、これほど昔から人々に学ばれ、楽しまれてきたことを思うと、時代を越えて続く魅力に自然と心が惹かれます。手にするたび、当時の人々も同じように鉱物へ胸を躍らせていたのだと感じられ、鉱物標本という小さな世界の奥深さをあらためて思い知らされます。 こうした歴史ある一品に触れると、いまお手元の鉱物や化石たちも、より大切にしたくなる……そんな気持ちがふと湧いてくるかもしれません。
商品スペック
| 商品ID | ot4315 |
|---|---|
| 学名 | アンティークグッズ!驚くことなかれ、戦中(1942年10月)の学習用鉱物セットが登場! |
| 産地 | Unknown |
| サイズ | 箱サイズ30cm×22cm×厚2.1cm |
| 商品解説 | アンティークグッズ!驚くことなかれ、戦中(1942年10月)の学習用鉱物セットが登場! ※63標本中、62個入っています。一部に汚れあり。外箱・紙蓋が破れています。アンティークとなりますのでこの点ご了承ください。 |






























