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那須塩原産、古塩原湖の湖底堆積物に由来すると考えられる木の葉化石(Leaf fossil)/【ot4263】
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こちらは、栃木県北部の那須塩原で見つかった、更新世の葉っぱの化石です。
中央に太い主脈が1本通り、そこから左右へ斜めに側脈が分岐していることから、典型的な「羽状脈」の特徴が確認できます。
この地域には30~40万年前、更新世中期に「古塩原湖」と呼ばれる湖が存在していました。その湖底に堆積した化石が、現在こうして発見されることがあります。この湖は、塩原南方の火山活動によって川がせき止められ、形成されたと考えられています。湖底には火山灰や珪藻などが堆積し、非常にきめ細かい土が厚く溜まっていました。さらに湖底は酸素の少ない嫌気的な環境であったため、化石の保存に最適な条件が整っていたと推測されます。
裏面はきめ細かい石質で、何層にも重なって堆積していることが分かります。
側面から見ると、層構造の様子がさらに分かりやすくなっています。
母岩を含めた幅はおよそ8センチ、葉の本体は約48ミリです。現在は硬く石化していますが、化石となった姿からも、湖底に降り積もった葉の雰囲気を感じ取ることができます。
100円硬貨との比較写真です。付属のスタンドを使えば、このように立てて飾ることもできます。デスクの横に置いて、古代の葉の化石を身近に楽しんでみませんか?
商品スペック
| 商品ID | ot4263 |
|---|---|
| 年代 | 新生代第四紀(260万年前 -- 現在) |
| 学名 | 那須塩原産、古塩原湖の湖底堆積物に由来すると考えられる木の葉化石(Leaf fossil) |
| 産地 | 栃木県 日本 |
| サイズ | 本体幅4.8cm 母岩含め全体7.8cm×5cm×厚1.6cm |
| 商品解説 | 那須塩原産、古塩原湖の湖底堆積物に由来すると考えられる木の葉化石(leaf fossil) |

10分で分かる植物の進化とは?
植物とは、光合成を行い、成長し、維持する栄養を生成する生物のことです。
現在もっとも進化しているとされる植物は被子植物(日本人が大好きな桜など)ですが、もとは、先カンブリア時代に誕生した藻類(そうるい)に遡ります。
その歴史を簡単に振り返ってみましょう。

植物の歴史は動物の歴史よりもはるかに長くさらに遡ります。
先カンブリア時代(約20億年前)には、すでに水中に藻類(そうるい)が出現していました。
古代より絶えることなく生きている生物種のことを、「生きた化石」などといいます(シーラカンス、ウミユリなど)が、植物は生きた化石の宝庫といえます。恐竜が地球に誕生するはるか前から、絶えることなく、地球上に生息し続けています。
最初の植物、藻類。(先カンブリア時代)
藻類は、水中で生活します。茎、根、葉っぱの区別はありません。体全体で栄養素を吸収して生息しています。先カンブリア時代から出現し、現世まで絶えることなく、生息しています。

地上で生活を始めたコケ類。(古生代オルドビス紀)
古生代オルドビス紀に入ると、コケ類が出現します。コケ類は、これまでの水中生活(藻類)から、陸上へと生活の場を広げました。とはいっても、湿った場所にしか生息できません。

大繁栄を遂げたシダ類。石炭の原料となった。(古生代石炭紀)
古生代石炭紀に入ると、シダ類が大繁栄します。はじめて、根、茎、葉っぱに分化した組織を持ち、栄養分を根から効率的に取り込むために、維管束(いかんそく)を持っていました。効率的に栄養素を取り込めるようになり、水の近くからやや離れても生息できるようになり、大繁栄を遂げました。大量に生息したシダ類は、石炭となり、人類の産業革命のきっかけとなったことは周知の事実です。コラム:シダ類と産業革命も合わせてお読みください。

種を持った初めての植物、裸子植物が誕生。(古生代ペルム紀)
恐竜の時代、古生代ペルム紀に入ると、種(たね)をもった植物が誕生します。裸子植物です(藻類、コケ類、シダ類は、胞子によって繁殖します)。硬い表皮で覆われた種が動物や自然環境によって遠方に運搬され、容易に勢力範囲を伸ばすことができるようになりました。

現在最も進化した植物、被子植物が誕生。(中生代ジュラ紀)
恐竜の時代、中生代ジュラ紀に入ると被子植物が誕生します。被子植物とは、胚珠(はいしゅ)が子房で覆われている植物のことです。子房は最終的に果実へと成長するため、容易に動物等に捕食され、その結果、種子を効率的に遠方に運搬できるようになりました。































