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美品!エナメル質の状態が大変良好な、モササウルス(Mosasaurus)の歯化石/【ot4209】
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こちらは、約8,200万年前から6,600万年前、白亜紀後期のカンパニアン期からマーストリヒチアン期にかけて生息していた、巨大な海棲爬虫類・モササウルス(Mosasaurus)の歯化石です。現生では海棲爬虫類はそれほど多くありませんが、白亜紀後期には、食物連鎖の頂点に君臨していたグループでした。モササウルスをはじめ、首長竜のエラスモサウルスなど、強大な生物が多数繁栄していました。
モササウルスには複数の種が存在し、大きなものでは体長10メートル以上に達しました。非常に頑丈な顎と強靭な筋肉を持ち、鋭い歯で獲物を噛み砕いていたと考えられています。4本の足はヒレのように進化し、水中で体を自由に操ることができ、長い尾は強力な推進力の源となっていました。
視力は非常に優れていた一方で、嗅覚はあまり発達しておらず、視覚によって獲物を追って捕食していたと見られています。現生に直接の子孫はいませんが、オオトカゲやヘビなどが比較的近縁とされています。
なお、モササウルスは恐竜と思われがちですが、恐竜ではなく、あくまで海棲爬虫類に分類されます。進化の歴史については、コラム「恐竜はどこから来たか?(恐竜進化の起源)」で触れていますので、ぜひ御覧ください。

モササウルスの歯化石は円錐状で、あらゆる方向からの圧力に耐えられる厚みを備えています。こちらの標本は、360度どの角度から見ても表面のエナメル質がしっかりと保存されている、上質な歯化石です。

エナメル質は、美しいブラウンのグラデーションで彩られています。

モササウルスの化石は、北米南部をはじめ、ヨーロッパやアフリカなど広範な地域で発見されており、熱帯から亜熱帯まで、さまざまな海洋環境に適応していたと考えられています。どの地域でも頂点捕食者として君臨し、魚類、サメ、イカ、タコ、アンモナイト、海鳥など、あらゆる獲物を捕食していたと見られています。さらに、モササウルス同士が共食いをしていた痕跡も化石から確認されており、非常に活発で凶暴なハンターだったことがうかがえます。

根本から撮影しました。ご覧のとおり、モササウルスの歯化石は非常に厚みがあり、獲物を切るというよりも、噛み潰すことに適した形状をしています。

写真の下側(ロングカーブ)を計測すると、約41ミリあります。

100円硬貨との比較写真です。エナメル質の状態が大変良好なモササウルスの歯化石です。
商品スペック
商品ID | ot4209 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 美品!エナメル質の状態が大変良好な、モササウルス(Mosasaurus)の歯化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | 歯根含め直線距離4.1cm |
商品解説 | 美品!エナメル質の状態が大変良好な、モササウルス(Mosasaurus)の歯化石 |
モササウルスとは?
なんでも食っていたモササウルス
モササウルス (Mosasaurus )は、白亜紀後期に生息していた肉食の海棲爬虫類。現在のオオトカゲ類に近い仲間だと考えられている。力強い尾と4本の櫂のような肢を持っていました。顎は蛇のように可動し、魚、亀、軟体動物、及び貝類を食料としていたと思われています。
画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
顔面はワニそっくり
トカゲといっても、足はヒレであるので地上に上がることはなかった。顔はワニそっくり。体長は最大で12~3mであり、その後の時代を生きたメガロドンとほぼ同様のサイズである。今のオオトカゲやワニなどとは比べ物にならないほど大きい。12~3mと言うと大型バスよりもずっと大きい。
モササウルスの名前の由来
白亜紀後期、初めて発見されたオランダのモウサ川にちなんでいます。
パリの国立博物館 画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
モササウルスが活躍した白亜紀後期とは
恐竜の時代である”中生代”は、三畳紀、ジュラ紀、白亜紀の3つに分類されるが、その中で、最も新しい時代である。恐竜が最も反映をしていた時代でもある。
モササウルスが覇を唱えていた時代は白亜紀後期であり、恐竜が絶滅する寸前まで世界中の海で大暴れしていました。
1780年オランダ マーストリヒトで発見されたモササウルスが人々を驚かせている様子。
画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
モササウルスの化石・歯
比較的多く歯の化石が出回っているが、偽造品(母岩に歯を埋め込んだものが多い)も出回っているため注意が必要です。また、出土・保存状態によって品質はさまざまです。表面がエナメル質を保ち、かつルート(根元)が太いモササウルスの歯化石は意外に数が少なく価値が高いと言われています。