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ドイツのペルム紀の地層から採集された初期の裸子植物、ウルマニア・フルメンタリア(Ullmannia frumentaria)の球果を含む葉の化石/【ot4146】
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こちらは少しわかりにくいですが、薄いプレート状の母岩に球果植物の葉の輪郭が保存されています。本標本はドイツ・テューリンゲン州バート・リーベンシュタイン近郊の森林で採集された、ペルム紀の球果植物ウルマニアの化石です。非常に珍しく、ほとんど市場には出回りません。
採集時期も1990年とかなり古く、まさにオールドコレクションといえます。

濃い褐色をしているのは、採集された地層「Kupferschiefer(銅頁岩)」に由来します。この頁岩は銅を含む黒色の頁岩で、さまざまな化石が産出されることで知られています。

表面には球果を含む輪郭が明瞭に保存されています。球果とは種子をつける丸い構造物のことで、「松ぼっくり」などがそれに当たります。球果植物は裸子植物の代表的なグループの一つで、現在ではマツやスギなどが知られています。ペルム紀以前はシダ植物やトクサ類などが繁栄していましたが、この頃から裸子植物が登場し、徐々にその勢力を強めていきました。裸子植物はシダやトクサに比べて乾燥に強く、水辺から離れた場所でも繁栄することができました。
植物の歴史についてはコラム「10分で分かる植物の進化」を御覧ください。

右側が葉の根本側になります。

裏面には採集記録がはっきりと書かれたラベルが残っています。とても貴重なものなので、そのまま剥がさずにお渡しします。化石にはこのようなラベルを受け継いでいくことが大切です。どの地層から、いつ、誰が採集したのかが記録されていることは珍しく、このラベルは非常に価値があります。
ラベルに書かれている情報は以下の通りです。
・採集者:Cyplik氏
・採集日:1990年10月6日
・採集地:ドイツ テューリンゲン州 バート・リーベンシュタイン近郊の森林(Glucksbrunn bei Bad Liebenstein, Thilringer Wald)

厚みは約8ミリと非常に薄いため、丁寧にお取り扱いください。

全体の大きさは母岩を含めて約155ミリあります。母岩のほぼ全体にわたり、葉の輪郭がはっきりと保存されています。

100円玉との比較写真です。こちらは、ドイツのペルム紀の地層から採集された、初期の裸子植物ウルマニアの球果を含む葉の化石です。

輪郭をざっくりと赤い線で囲ってみました。
商品スペック
商品ID | ot4146 |
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年代 | 古生代ペルム紀(2億8900万 -- 2億5100万年前) |
学名 | ドイツのペルム紀の地層から採集された初期の裸子植物、ウルマニア・フルメンタリア(Ullmannia frumentaria)の球果を含む葉の化石 |
産地 | Glucksbrunn, Bad Liebenstein, Thuringen, Germany |
サイズ | 母岩含め全体15.5cm×5.4cm×厚0.8cm |
商品解説 | ドイツのペルム紀の地層から採集された初期の裸子植物、ウルマニア・フルメンタリア(Ullmannia frumentaria)の球果を含む葉の化石 |