まるで海中を漂うかのようなウミユリ化石(Scyphocrinus elegans) 化石 販売

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まるで海中を漂うかのようなウミユリ化石(Scyphocrinus elegans)/古生代シルル紀(4億4600万 -- 4億1000万年前)【ot111】

まるで海中を漂うかのようなウミユリ化石(Scyphocrinus elegans)/古生代シルル紀(4億4600万 -- 4億1000万年前)【ot111】

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まるで海中を漂うかのようなウミユリ化石(Scyphocrinus elegans)(その1)

まるで海中を漂うかのようなウミユリ化石(Scyphocrinus elegans)が化石セブンに登場です。この流れるような触手をご覧ください。

まるで海中を漂うかのようなウミユリ化石(Scyphocrinus elegans)(その2)

ウミユリは、まさしく海のなかに咲くユリの花のように見えることから名付けられました。ウミユリは名前からのイメージで、植物だと思われる方も多いのですが、れっきとした動物です。

まるで海中を漂うかのようなウミユリ化石(Scyphocrinus elegans)(その3)

まるで海中を漂うかのようなウミユリ化石(Scyphocrinus elegans)(その4)

本標本の名前「?シホクリニテス・エレガンス(Scyphocrinus elegans)」はその名が示す通り、海中を漂うかのように、じつにエレガントな風合いがあります。

まるで海中を漂うかのようなウミユリ化石(Scyphocrinus elegans)(その5)

漣(さざなみ)が聞こえてきそうなこの流線。まるで海の中から抜け出してきたかのような流れのある化石です。

まるで海中を漂うかのようなウミユリ化石(Scyphocrinus elegans)(その6)

ウミユリ最古の化石はカンブリア爆発時に出現されたと言われています。「カンブリア爆発」とは、およそ5億4000万年から5億3000万年前の期間に、世界中の海でさまざまな動物が爆発的に増えたことから呼ばれています。この時代の地層が見つかったのはイギリス、ウェールズ地方です。そこに住む部族「キムル」を名前の由来してつけられたのが「カンブリア紀」であり「カンブリア爆発」です。この「キムル」という言葉をラテン語にすると「カンブリア」となるのです。

まるで海中を漂うかのようなウミユリ化石(Scyphocrinus elegans)(その7)

このウミユリは、ヒトデやウニ、ナマコの仲間で、刺皮(きょくひ)動物といいます。刺皮動物には、とても面白い共通点があるのをご存知でしょうか?それは数字にまつわるものなのです。刺皮動物は、数字の「5」にちなんだ体の構成を持っているのです。分かりやすいのはヒトデ。ヒトデのうでは5本ですよね!ウニのトゲや足を抜いて上から見ると、真ん中から外側へむかって5本の線が見えます。そして、このウミユリは、触手の根元の断面を見ると5角形の形をしているんです。要は、放射状に伸びる腕が5本あるということです。5の数字にまつわる刺皮動物の共通点、面白いですよね。。。

まるで海中を漂うかのようなウミユリ化石(Scyphocrinus elegans)(その8)

縦のラインでじっくりご鑑賞いただきたいと思います。ウミユリは上から触手部分、がくの部分、そして茎の部分の3つで構成されています。これほどまで3つがはっきりくっきり見られる標本は滅多にありません。しかも海から今出てきました!と言わんばかりの流れるような形。我々の心を一気に優雅な気持ちへと高めてくれそうな、そんな気品さえ感じる標本といっていいかと思います。

まるで海中を漂うかのようなウミユリ化石(Scyphocrinus elegans)(その9)

どうしてこの標本がすごいかといいますと、この保存状態で化石として残ったからです。ウミユリは生息数は多いものの、体の作りがもろいので、こんなに綺麗に全体が残ること自体が奇跡なのです。ウミユリは、骨格が小さい単位で構成されています。そのため、少しの衝撃で体がばらばらになりやすく、特にこの写真のような「がく」の部分が筋まで綺麗にのこっていることが珍しいのです。茎部分は比較的強いので化石として残りやすいようです。

まるで海中を漂うかのようなウミユリ化石(Scyphocrinus elegans)(その10)

この時代のウミユリは、浅いどろの海に多く生息したようです。現生のウミユリを見ようと思ってもなかなか見つかりません。なぜなら現在は海底に生息しているためです。生体はなかなか見れない動物です。

まるで海中を漂うかのようなウミユリ化石(Scyphocrinus elegans)(その11)

この花びらのような部分で植物プランクトンなど、水中に浮いている有機物を食べていました。

まるで海中を漂うかのようなウミユリ化石(Scyphocrinus elegans)(その12)

本標本が発見されたのは、モロッコのBoutchrafineという所です。ここは、ウミユリが出現したカンブリア紀の次の時代であるオルドビス紀から、またその次の時代シルル紀の地層が広がっている一帯です。特にシルル紀のウミユリの産地として有名な所です。

まるで海中を漂うかのようなウミユリ化石(Scyphocrinus elegans)(その13)

これだけ質の高い化石を掘り出そうとおもったら、地中深く岩盤を掘らないと見つからないようです。優雅なウミユリが誕生するまでは、大変な発掘作業と高度な技術を持つプリパレーターたちが深く関わっているのですね。

まるで海中を漂うかのようなウミユリ化石(Scyphocrinus elegans)(その14)
まるで海中を漂うかのようなウミユリ化石(Scyphocrinus elegans)(その15)
まるで海中を漂うかのようなウミユリ化石(Scyphocrinus elegans)(その16)

斜めの角度からもう一度縦のラインでご覧ください。触手、がく、そして茎の細部にわたり鮮明に保存されています。凹凸もしっかりでている、良質な標本です。本体15cmのサイズはウミユリの中でも大きな標本といえます。

まるで海中を漂うかのようなウミユリ化石(Scyphocrinus elegans)(その17)

コインと比べてもその大きさがお分かりいただけるかと思います。母岩とのバランスもいいですね。

まるで海中を漂うかのようなウミユリ化石(Scyphocrinus elegans)(その18)
まるで海中を漂うかのようなウミユリ化石(Scyphocrinus elegans)(その19)

スタンドをおつけいたします。このように横向きで飾っていただくのが一番安定します。4億年前の海の動物が優雅にお部屋の中にいる感覚を、楽しんでいただければと思います。

ネームカード
スタンド

商品スペック

商品ID ot111
年代 古生代シルル紀(4億4600万 -- 4億1000万年前)
学名 まるで海中を漂うかのようなウミユリ化石(Scyphocrinus elegans)
産地 Morocco
サイズ 縦20cm×横10cm×厚み1.5cm / 本体部分15cm
商品解説 保存状態がほぼ完璧なウミユリ化石です。

幾重にも重なる触手が完璧に保存されています。
パーフェクトといって差し支えない状態です。

シホクリニテス・エレガンス(Scyphocrinus elegans)はその名が示す通り、海中を漂うかのように、じつにエレガントな風合いがあります。

ところで、皆さんはウミユリを植物だと思っていませんか。
ウミユリはれっきとした動物で、海中のプランクトンを吸引していました。

分かりやすいところで申しますと、棘皮(きょくひ)動物といってヒトデの仲間になります。

地質年代

弊社で販売している標本の種名の同定について

この商品を購入されたお客様のお声

このように完全な標本を手に入れることができ、感無量です。

たった今、配達されました。迅速なお手配感謝いたします。梱包もしっかりされており問題ありませんでした。ウミユリの標本は写真で見ていた以上に重厚感があり、見事です。このように完全な標本を手に入れることができ、感無量です。大事にしていきます。ありがとうございました。

北海道/男性

ウミユリとは?

ウミユリ(海百合)は植物ではありません!

「ユリ」の名前がついているために植物だと思われがちですが、実際はヒトデやウニと同じ棘皮(きょひ)動物の仲間です。各国の海(深海)に棲み、体長は35~50cm。

棘皮動物とはechinoderm というギリシャ語由来のラテン語を直訳したもので、 echinoderm とは echinos (ハリネズミ)のような derma (皮)を持つものという意味です。

ウミユリ

さまざまなユミユリ 画像「ウミユリ」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org

ウミユリ(海百合)は生きた化石

ウミユリ(海百合)は、オウムガイ、シーラカンス、ラブカ、カブトガニ、アロワナなどと同様に生きている化石として大変有名です。

ウミユリ

現生のウミユリ 画像「ウミユリ」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org

ウミユリ(海百合)の特徴のその腕

ウミユリは根や茎のように見える支持体と、花弁のような腕を持っています。長く伸びたその腕で海中のプランクトンなどを捕らえ、餌としています。

ウミユリ(海百合)の化石は希少で価値が高い

ウミユリの化石が多く見つかるのは、約2億5000万年前の地層である。5億年以上前の地層から出土した例もあるという。ウミユリの体は脆弱であり、全体に骨格が小さな節に分かれているので、それらがばらばらになり、全形をとどめないことが多い。ばらばらの節だけが堆積した石灰岩も見られる。

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