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最後の角竜 トリケラトプスの歯化石(Triceratops)/中生代白亜紀（1億3500万 -- 6600万年前）【di652】
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最後の角竜 トリケラトプスの歯化石(Triceratops)/中生代白亜紀（1億3500万 -- 6600万年前）【di652】
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硬い植物をガジガジを切り刻んだ、人気恐竜トリケラトプスの歯化石です。
『三本の角のある顔』が名前の由来の草食恐竜トリケラトプス(Triceratops)。約6550万年前に起きた白亜紀末の大量絶滅まで、最大の角竜類の一種として繁栄していました
トリケラトプスの特徴である角や襟飾り（フリル）は数も少なく高額なのですが、歯化石はそれにくらべお求めやすいので、トリケラトプスをコレクションしたいとお考えの方へお勧めしたいと思います。
角やフリルが目立つトリケラトプスですが、口元をよくご覧ください。鳥のようなくちばしを持っています。このくちばし部分に歯はなく、植物をかみとる目的でつくられているようです。
では、歯はどこにあるのかというと、口の中の奥のやや内側にあります。前のくちばし部分で植物をかみとり、後ろの歯の部分では噛み取った植物をきりきざんで食べていました。
さあ、いかにも頑丈そうなトリケラトプスの歯化石ですね。1.9ｃｍという実際のサイズより、横幅があるせいか、大きく見えます。
人間もそうなのですが、トリケラトプスには頬にあたる部分があります。これは、口にいれた硬い植物をこぼすことなく何回もかみ砕けるようにするためです。もし頬がなかったら、噛んでいる植物を収容するスペースがないので、食べたものをボロボロ落としてしまうのですね。ちなみに、肉食恐竜ティラノサウルスなどは頬のような部分がありません。
『?そんなに硬い植物を食べていて、歯は擦り切れないのだろうか？』そんなギモンをお持ちの方もいるかもしれません。大丈夫、歯は次々と生えてくる構造になっています。ちょうどロケット鉛筆のように、次に生えてくる歯が、積み重なるようにスタンバイされた形で生え揃えていました。
上の歯と下の歯がちょうどハサミのように擦れ合って接触することで、切り刻むように植物を食していました。ご覧のように、本標本は上部が摩耗して、平らになっています。
標本にちょうど良い大きさのケースをお付けしてお届けします。
商品スペック
| 商品ID | di652 |
|---|---|
| 年代 | 中生代白亜紀（1億3500万 -- 6600万年前） |
| 学名 | 最後の角竜 トリケラトプスの歯化石(Triceratops) |
| 産地 | |
| サイズ | 1.9ｃｍ |
| 商品解説 | 草食恐竜トリケラトプスの分厚い歯化石です。 最期の角竜とされる人気草食恐竜トリケラトプス。 頑丈な歯化石を手に触れながらご鑑賞いただけます。 トリケラトプスのフィギュアと一緒にご購入されると、より楽しく鑑賞いただけますのでオススメです。 https://www.kaseki7.com/items_fossil/ot/280.html |
この商品を購入されたお客様のお声
今回の買い物は、標本の写真を見て直ぐに即決で注文しました。デンタルバッテリーから抜け落ちた歯でしょうか、トップが平らで綺麗に磨耗していて トリケラトプスがエサを咀嚼している姿を思い浮かべてしまいました。今回も良い標本に出会えて良かったです。これからもよろしくお願いします。
千葉県／男性
トリケラトプスとは？
名前の由来
「3本の角を持つ顔」という意味。３本の角は鼻先の短い一本と、目の上の大きな２本を指す
画像「トリケラトプス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
サイズ
体長約9m、体重約５から８トン。成体はアフリカ象の２倍程度です。四肢で歩く
画像「トリケラトプス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
今や恐竜の定義として重要なポジション
皆さん「恐竜の定義」をお答え下さい・・・。と言われてすぐに答えることができますでしょうか。現在の学術的な恐竜の定義は、「鳥とトリケラトプスの直近の共通祖先と、すべての子孫」となっています。詳しくはコチラ。
生態
角竜は、恐竜の中でも最後に進化したグループでほとんどが北米。トリケラトプスは、恐竜絶滅前の白亜紀後期（6700-6500万年前）に生きていました。カナダで大量の化石が見つかったこと（おそらく急流の川を渡ろうとして全員溺れ死んだ）で群れをなしていたとされています。
ティラノサウルスからびくびく逃げ惑っていたのか！？
ティラノサウルスなどの巨大肉食獣が現れたら草食恐竜は逃げ惑うばかりですが、トリケラトプスはその巨大な角・強靭な足腰・大きなエリカザリで勇敢に立ち向かっていたのかもしれません。我が子が狙われたときなどは命をかけて獰猛な突進攻撃をしかけ、見事にティラノサウルスの下腹を串刺しにしていたかもしれません。
画像「トリケラトプス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
クチバシ
トリケラトプスの口ばしは堅い植物を毎日食べるため磨り減っていきますが、爪のように成長を続けます。
歯
上下のアゴにびっしり一列に生えています。肉食ほどの鋭さはありませんが、肉よりもはるかに堅い中生代の植物をバリバリ食べるために、異常に堅くて太いです。上下の歯ではさみのようにすり切ってむさぼっていました。
画像「トリケラトプス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
以下は現代のトリケラトプス！？です
まずはジャクソンカメレオン。トリケラにあこがれて進化したのか、３本の角の位置がそっくりです。
続いてサイ
トリケラトプスも雄同士で縄張りや雌の争いが激しかったようで、エリカザリに角が突き刺さったあとがある化石も見つかっています。
