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これこそ巨大歯! 長く、そして太い! この迫力の前では、他の存在が霞んで見える……北アフリカの雄、カルカロドントサウルス(Carcharodontosaurus saharicus)の巨大歯化石/【di1721】
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恐竜化石コレクター、なかでも北アフリカ産にこだわりをお持ちの方にぜひご注目いただきたい逸品です。かつてカルカロドントサウルスの巨大な歯化石は、マーケットでも比較的目にすることができましたが、近年はめっきり姿を消しました。輸出が制限されるようになったこと、そしてコレクターが大切に愛蔵し続けていることが理由でしょう。 今回ご紹介するのは、かつての大物級に匹敵する、驚くほど大きなカルカロドントサウルスの歯化石です。しかも、自然のままの形を保ち、美しいプロポーションを誇ります。まさにカルカロドントサウルス・ファンが待ち望んだ逸品の登場です。
ご覧ください、この驚くべきサイズ。これがカルカロドントサウルスの巨大歯です。初めて目にする方は、思わず言葉を失うほどの迫力でしょう。実物は、この写真以上に圧倒的な存在感を放ちます。 カルカロドントサウルスは成長すると全長13メートルを超え、あらゆる時代を通じても最大級の獣脚類恐竜のひとつです。あの北米最後期のティラノサウルス・レックスと肩を並べる体長を誇りました。骨には大きな空洞があり、巨体でありながら機動力を備えていたと考えられています。とくに後肢の発達が顕著でした。 この恐竜が最初に発見されたのは1924年、アルジェリアのサハラ砂漠です。2本の歯化石をもとに分析された結果、当初は「メガロサウルス・サハリクス」と命名されましたが、1931年にドイツの古生物学者エルンスト・ストローマーによって改定され、新属「カルカロドントサウルス」として記載されました。その名は「サメの歯を持つトカゲ」を意味し、扁平で鋭いナイフのような歯の形に由来しています。
両面ともに素晴らしい保存状態を保っています。この状態でもう10年以上が経過しており、完全に安定しています。直射日光を避け、室温管理の行き届いた環境で保管いただければ、今後もこの美しい状態を維持できます。これほどのレベルのカルカロドントサウルスの歯化石はまさに一握り。ぜひ末永くご愛蔵ください。
カルカロドントサウルスの歯化石に特有の、鋭く尖った刃先。属名の由来にもなったこの鋭利な歯は、骨のような硬いものを噛み砕くためではなく、獲物の肉を切り裂くために進化したものと考えられています。とはいえ、その大きさと厚みは小型獣脚類の歯とは比べものにならず、北アフリカの王者にふさわしい威厳を感じさせます。
反対側の歯先です。この自然な質感と風合いは、まさに化石ならではの魅力。歯の表面には自然な保存状態ならではの緻密な模様が見られ、無骨さを漂わせつつも、カルカロドントサウルスの歯化石に特有のスマートで機能的な美しさが共存しています。
カルカロドントサウルスの歯化石は、スマートで扁平といわれますが、それは一般的な標本の場合です。ところが、本標本のような巨大歯では、驚くべき太さがあります。まさに成体の巨大個体で、おそらくは「ポイントトゥース」(犬歯の位置)に近い部位に生えていたものと思われます。
手のひらとの比較です。このサイズ、この迫力……まさにカルカロドントサウルスの巨大歯ならではのものです。
根元を撮影しました。これが扁平?……そう思わせるほどの分厚さがあります。形だけを見ればたしかに扁平なのですが、何しろ全体があまりに大きいため、断面を見ればこのとおり、驚くほどの厚みがあるのです。実際、周長は約112ミリに達します。 それもそのはず。2022年の研究によれば、この恐竜の咬合力は前部でおよそ1トン、奥歯のあたりでは実に2.5トンに達したと推定されています。まさに桁外れのバイティングパワー。スピノサウルスをも凌ぐ強靭な顎をもち、主に陸上の動物を捕らえていたと考えられます。 さらに、同じ時代・同じ地域に生きた強大なライバル、スピノサウルスとは生活圏が異なっていたという見方も有力です。その根拠のひとつが、歯や骨に残された酸素同位体(δ¹⁸O)の分析です。δ¹⁸Oとは、取り込まれた酸素原子の同位体比(¹⁸O/¹⁶O)を示す指標で、動物の生活環境を反映します。カルカロドントサウルスの値はスピノサウルスより高く、より陸上での暮らしを好んでいたとされます。実際にカルカロドントサウルスの化石が陸成の地層から多く発見されることとも符合します。
写真の下辺に沿って計測すると、なんと約118ミリ。10センチを超えればそれだけで相当な巨大歯ですが、それをはるかに上回るサイズです。まずお目にかかれない、紛れもない大迫力の歯化石です。
100円硬貨との比較写真です。100円玉では大きさを伝えきれません。むしろ携帯端末や飲料缶と比べる方がふさわしいサイズ感です。上位一握りに入る極めて巨大な歯化石であると同時に、味わい深いナチュラルな質感も備えています。長らくカルカロドントサウルスの巨大歯を待ち望んでこられたコレクターの方にぜひお譲りし、この喜びを分かち合いたいと思います。
商品スペック
| 商品ID | di1721 |
|---|---|
| 年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
| 学名 | これこそ巨大歯! 長く、そして太い! この迫力の前では、他の存在が霞んで見える……北アフリカの雄、カルカロドントサウルス(Carcharodontosaurus saharicus)の巨大歯化石 |
| 産地 | Tegana Formation, Taouz, Morocco |
| サイズ | ロングカーブ計測11.8cm 周長11.2cm |
| 商品解説 | これこそ巨大歯! 長く、そして太い! この迫力の前では、他の存在が霞んで見える……北アフリカの雄、カルカロドントサウルス(Carcharodontosaurus saharicus)の巨大歯化石 |

カルカロドントサウルスとは?
ティラノの地位をおびやかす最強説
カルカロドントサウルスは古生物学者ポール・セレノにより、1996年に発見されました。カルカロドントサウルスが発見されるまでは、最強の恐竜は、T-rexで決まりでしたが、カルカロドントサウルスの発見によって、その地位が揺るぎ始めました。
事実、発見された頭部から推測されるには、カルカロドントサウルスはT-rexよりも大きく、全長15m近くまで成長し、体重は7tにも及びました。

画像「カルカロドントサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
この驚くべきサイズにより、カルカロドントサウルスはアフリカのティラノサウルスの意味で、アフリカンT-rexの別名があります。仮に、カルカロドントサウルスのほうがT-rexより先に発見されていれば、T-rexこそが、アメリカンカルカロドントとでも呼ばれていたのでしょうか。
科学者らの研究によれば、少なくとも時速30kmで走り、アフリカの大地の覇権を完全に手中に収めていたと考えられています。
名前の由来
まさにこの鋭い歯が現生のホオジロザメ(カルカロドン)に酷似していたことから、ホオジロザメのようなトカゲという意味で付けられました。

画像「カルカロドントサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
歯の特徴
カルカロドントサウルスの歯は特徴的で、断面が平面状かつ、薄めであり、逆に幅が非常に広いため、骨を砕いて捕食すると言うよりは、骨から肉をそぎとっていたとされる。日本刀の切れ味ごとく肉を切り落とし、優雅にハントしていたのかもしれません。
前肢(まえあし)
T-rexは巨大な脚に対して、ひ弱な前肢が有名ですが、カルカロドントサウルスの前肢は、それとは異なり、かなり頑丈であったとされる。前肢を使って、相手の動きを止め、鋭い歯で噛み付き、出血死させていたことでしょう。くわばらくわばら。






























