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これを超える標本があるか!?ロングカーブ142ミリ!規格外のモンスター級サイズを誇る、北アフリカの雄・カルカロドントサウルス(Carcharodontosaurus)のS級歯化石/【di1692】
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こちらは、白亜紀中期の北アフリカに生息していた、史上最大級のサイズを誇る獣脚類恐竜・カルカロドントサウルスの「巨大」な歯化石です。
「巨大」のなかには段階があります。ロングカーブ計測で10センチを超えれば、紛れもなく巨大歯と申し上げてよいサイズですが、こちらはなんと142ミリもある、本当にごくわずかしかない希少な標本なのです。しかも、その大部分が歯冠のみで占められた、真の意味での巨大歯化石です。

カルカロドントサウルスという属名は「サメの歯を持つ恐竜」という意味ですが、その名の通り非常に鋭くシャープな歯のフォルムをしています。縁部にはセレーション(鋸歯、ギザギザの部分)があり、まさに獲物を切るために進化した鋭い形状が特徴です。こちらの歯はサイズのみならず、そういった本来の特徴を余すことなく備えており、まさにS級標本と呼ぶにふさわしい見事な逸品です。

カルカロドントサウルスが産出されるモロッコのケムケム層からの標本は、化石ファンの方ならご存知のように、保存状態が決して良くありません。そんな中、こちらの標本はエナメル質がしっかりと保存されており、さらに、一般的には残存率が非常に低い、セレーションまでもが確認できます。

この衝撃的な一枚をご覧ください。まさに巨大歯。北米のレックスや南米のギガノトサウルスと並び、史上最大級の獣脚類恐竜の一つに数えられるカルカロドントサウルスの名に恥じない、凄まじいサイズを誇る標本です。

しかも、両面ともに驚くべき保存状態を維持しています。ケムケム層の標本ではほとんど見られない、極めて高い保存状態を誇る美麗な標本です。

カルカロドントサウルスの歯化石は「ステーキナイフ」に例えられます。確かに形状はその通りですが、これほど大きなステーキナイフは存在しませんね。

獲物を切るために進化した鋭いセレーション。
カルカロドントサウルスのハンティングスタイルは、こうした特徴から推測できます。2022年の研究によると、サハリクス種の咬合力は前部で11,312ニュートン(約1トン程度)、後部で25,449ニュートン(約2.5トン程度)と推定されています。非常に大きな数値ではありますが、ティラノサウルス・レックスなどと比べるとやや控えめです。
これは、カルカロドントサウルスがこの鋭いナイフのような歯を用いて、獲物の柔らかい肉を切って捕食していたことを示唆しています。骨など硬い部位はあまり食べなかった可能性が高そうです。

根本の断面を撮影しました。ナイフに例えられるだけあって、確かに扁平ですが、一握りの巨大歯だけあって、周長は11センチを超えます。すべてが規格外のサイズです。

ロングカーブ(長辺)を計測して142ミリ!カルカロドントサウルスの歯の中でも、ほんの一握りの、巨大歯の中の巨大歯です。

100円玉との比較です。規格外のモンスター級サイズを誇る、北アフリカの雄・カルカロドントサウルスの歯化石です。
商品スペック
商品ID | di1692 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | これを超える標本があるか!?ロングカーブ142ミリ!規格外のモンスター級サイズを誇る、北アフリカの雄・カルカロドントサウルス(Carcharodontosaurus)のS級歯化石 |
産地 | Kem Kem basin, Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測14.2cm 周長11.1cm |
商品解説 | これを超える標本があるか!?ロングカーブ142ミリ!規格外のモンスター級サイズを誇る、北アフリカの雄・カルカロドントサウルス(Carcharodontosaurus)のS級歯化石 |
カルカロドントサウルスとは?
ティラノの地位をおびやかす最強説
カルカロドントサウルスは古生物学者ポール・セレノにより、1996年に発見されました。カルカロドントサウルスが発見されるまでは、最強の恐竜は、T-rexで決まりでしたが、カルカロドントサウルスの発見によって、その地位が揺るぎ始めました。
事実、発見された頭部から推測されるには、カルカロドントサウルスはT-rexよりも大きく、全長15m近くまで成長し、体重は7tにも及びました。
画像「カルカロドントサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
この驚くべきサイズにより、カルカロドントサウルスはアフリカのティラノサウルスの意味で、アフリカンT-rexの別名があります。仮に、カルカロドントサウルスのほうがT-rexより先に発見されていれば、T-rexこそが、アメリカンカルカロドントとでも呼ばれていたのでしょうか。
科学者らの研究によれば、少なくとも時速30kmで走り、アフリカの大地の覇権を完全に手中に収めていたと考えられています。
名前の由来
まさにこの鋭い歯が現生のホオジロザメ(カルカロドン)に酷似していたことから、ホオジロザメのようなトカゲという意味で付けられました。
画像「カルカロドントサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
歯の特徴
カルカロドントサウルスの歯は特徴的で、断面が平面状かつ、薄めであり、逆に幅が非常に広いため、骨を砕いて捕食すると言うよりは、骨から肉をそぎとっていたとされる。日本刀の切れ味ごとく肉を切り落とし、優雅にハントしていたのかもしれません。
前肢(まえあし)
T-rexは巨大な脚に対して、ひ弱な前肢が有名ですが、カルカロドントサウルスの前肢は、それとは異なり、かなり頑丈であったとされる。前肢を使って、相手の動きを止め、鋭い歯で噛み付き、出血死させていたことでしょう。くわばらくわばら。