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表面のシワの状態にご注目ください。白亜紀北アフリカの荒くれ者、カルカロドントサウルス歯化石/【di1060】
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モロッコ産白亜紀、カルカロドントサウルスの良質歯化石をご紹介します。
カルカロドントサウルスは、中生代白亜紀後期にモロッコやエジプト、チュニジアといった北アフリカ大陸に生息していた巨大肉食恐竜です。非常に頑丈で大きな頭骨をもち、その大きさはティラノサウルスを凌ぐものだと考えられています。
カルカロドントサウルスはその大きさ、体格から恐竜の王者ティラノサウルスとよく比較されます。それにしても、歯の形状は、ティラノサウルスのそれとは全く異なりますね。カルカロドントサウルスの歯は幅広で三角形、ノコギリのような歯の形をしています。
本品はカルク歯のなかでも厚みのあるタイプ。
ロングカーブ計測で5.6センチ、周長が6.3センチあります。
こちらが根元部分。結構な厚みがありますね。
本標本の特徴は、この表面のエナメル質の保存状態です。表裏いずれも状態良好で非常にナチュラルです。
カルカロドントサウルスの名前の由来は巨大ザメ「カルカロドン」のノコギリ状の歯からきているといわれています。肉を切り裂くまさにナイフのようなギザギザを、両縁に備えています。
近づいてみると、インナーセレーションの粒粒が見られます。ギザギザのセレーション部を指で触れるとするどい粒が直に感じられます。
こちらはアウター側です。
反り立つカーブの曲線が美しいカルク歯です。
肉食恐竜歯のコレクションにはずせないカルカロドントサウルスの良質歯化石。表面のシワが保存状態は特筆すべきものがあります。
商品スペック
商品ID | di1060 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 表面のシワの状態にご注目ください。白亜紀北アフリカの荒くれ者、カルカロドントサウルス歯化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | 5.6cm(ロングカーブ計測) |
商品解説 | 表面のシワの状態にご注目ください。白亜紀北アフリカの荒くれ者、カルカロドントサウルス歯化石 |
この商品を購入されたお客様のお声
たった今、念願のカルカロドントサウルスの歯化石が届きました!画像で見るよりも大きくて立派な歯でした。とても保存状態がよくて大満足です。素敵なおまけも付いていて凄く嬉しいです。梱包が丁寧で、お誕生日ラッピングも可愛いです。息子はホームページを毎日夢中で見ています。たくさんの説明も、図鑑より詳しく分かりやすいみたいで、おかげで知識がどんどん増えています。次は自分のお小遣いを貯めて大好きな化石を買う!と目標も出来たようです!!
兵庫県/男性
カルカロドントサウルスとは?
ティラノの地位をおびやかす最強説
カルカロドントサウルスは古生物学者ポール・セレノにより、1996年に発見されました。カルカロドントサウルスが発見されるまでは、最強の恐竜は、T-rexで決まりでしたが、カルカロドントサウルスの発見によって、その地位が揺るぎ始めました。
事実、発見された頭部から推測されるには、カルカロドントサウルスはT-rexよりも大きく、全長15m近くまで成長し、体重は7tにも及びました。
画像「カルカロドントサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
この驚くべきサイズにより、カルカロドントサウルスはアフリカのティラノサウルスの意味で、アフリカンT-rexの別名があります。仮に、カルカロドントサウルスのほうがT-rexより先に発見されていれば、T-rexこそが、アメリカンカルカロドントとでも呼ばれていたのでしょうか。
科学者らの研究によれば、少なくとも時速30kmで走り、アフリカの大地の覇権を完全に手中に収めていたと考えられています。
名前の由来
まさにこの鋭い歯が現生のホオジロザメ(カルカロドン)に酷似していたことから、ホオジロザメのようなトカゲという意味で付けられました。
画像「カルカロドントサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
歯の特徴
カルカロドントサウルスの歯は特徴的で、断面が平面状かつ、薄めであり、逆に幅が非常に広いため、骨を砕いて捕食すると言うよりは、骨から肉をそぎとっていたとされる。日本刀の切れ味ごとく肉を切り落とし、優雅にハントしていたのかもしれません。
前肢(まえあし)
T-rexは巨大な脚に対して、ひ弱な前肢が有名ですが、カルカロドントサウルスの前肢は、それとは異なり、かなり頑丈であったとされる。前肢を使って、相手の動きを止め、鋭い歯で噛み付き、出血死させていたことでしょう。くわばらくわばら。