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断面と自然面の両方が楽しめる、イングランド・ヨークシャー産アンモナイト、ヒルドセラス(Hildoceras)|聖ヒルダとヘビ伝説/【an2723】
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こちらは、イングランド・ヨークシャー産ヒルドセラスのスライス標本です。カット断面を丁寧に研磨した一品で、内部の隔壁で仕切られた小部屋の様子が明瞭に保存されています。ヨークシャー産らしい柔らかなカーキ色も魅力で、アンモナイトの中心部、いわゆる「へそ」までしっかり確認できる上質な個体です。
ヒルドセラスという属名は、聖ヒルダにちなんで命名されたものです。聖ヒルダは、7世紀イングランドの修道院長ヒルダ・オブ・ウィットビーを指します。本標本の産地であるヨークシャー地方では、アンモナイトが古くから地元の伝承と結びつき、「聖ヒルダがヘビを石に変えたもの」と語られてきました。伝承では、周辺に蛇が出て住民を困らせていたため、ヒルダが祈りによって石にしたとされています。
ヒルドセラスは、中心部から外側へ巻きが広がる姿が見やすいアンモナイトです。渦巻きの輪郭を素直に追えるため、昔の人がこれを「巻いたヘビ」に見立てた理由も、標本を眺めると自然に理解できます。
ヒルドセラスは、ジュラ紀前期を代表するアンモナイトの一つです。白亜紀のアンモナイトに見られる華やかな装飾や複雑な縫合線とは異なり、内部構造は比較的すっきりとした印象を受けます。隔壁が作る弧の向きにも注目でき、オウムガイほど単純ではないものの、後の時代のアンモナイトとは異なる古いタイプの味わいがあります。
関連コラム「化石からアンモナイトとオウムガイを見分ける方法」も合わせてご覧下さい。
ちょうど手のひらに収まるサイズで、厚みも約0.7cmと薄めです。コレクションケースや小型スタンドにも収めやすく、展示する場所を選びません。
裏面には、カット面とは異なる自然な立体感が残されています。表面には細かな縫合線状の模様が見られ、研磨面とは違う観察ポイントになっています。この細かな線の入り方は、どこかヘビの鱗を思わせ、前述の「聖ヒルダ」の伝承とも自然につながります。
カット面では内部構造を、裏面では母岩や殻の自然な質感を楽しめます。表と裏で見え方が変わる、観察しがいのある標本です。
直径最大部は約62ミリです。
100円硬貨との比較です。付属のスタンドを使って飾ることもできます。淡いベージュからカーキ系の色合いは、書斎やリビングにもなじみます。
商品スペック
| 商品ID | an2723 |
|---|---|
| 年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
| 学名 | 断面と自然面の両方が楽しめる、イングランド・ヨークシャー産アンモナイト、ヒルドセラス(Hildoceras)|聖ヒルダとヘビ伝説 |
| 産地 | Yorkshire, England |
| サイズ | 6.2cm×5.6cm×厚0.7cm |
| 商品解説 | 断面と自然面の両方が楽しめる、イングランド・ヨークシャー産アンモナイト、ヒルドセラス(Hildoceras)|聖ヒルダとヘビ伝説 |

アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。

画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。

画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。
アンモナイトの基本構造
































