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ジュラ紀中期から後期の示準化石、マダガスカル産のアンモナイト、ペリスフィンクテス(Perisphinctes)の良質個体/【an2590】
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こちらはアフリカ大陸東部に位置する大きな島、マダガスカルの南西部地域から採集された、中生代ジュラ紀のアンモナイト、ペリスフィンクテスの化石です。

ペリスフィンクテスは、マダガスカルをはじめ、ヨーロッパなど広範囲で採集されますが、ジュラ紀中期から後期にかけてのみ発見されるため、その時代の示準化石として利用されています。

マダガスカルでは、18世紀頃からフランスの影響を受けて化石の研究が進み、早い段階で専門書籍が編纂されました。実際、マダガスカルは世界的な化石産地であり、特に海洋生物を中心にさまざまな化石が発見されています。

ペリスフィンクテスはその代表的な例の一つで、化石ファンならおなじみの標本と言えるかもしれませんね。

乳白色の最外殻がほとんど保存されています。

最外殻が剥がれた部分には、色の濃い部分に縫合線が見られます。縫合線は外殻を研磨すると現れます。中生代のアンモナイトの縫合線は総じて非常に複雑で、これは、殻の構造が網目状になっており、軽量化が図られつつも、強度が維持された構造であることを示しています。より古い時代の古生代の頭足類は、このような複雑な縫合線を持っていないため、天敵が増えた環境に適応した進化の結果だと考えられます。

何重もグルグルと巻かれたペリスフィンクテスの巻き方。

開口部にかけて大きく膨らんだ構造のアンモナイトも多いですが、ペリスフィンクテスはほとんど膨張せず、全体的にスリムな印象です。

直径は最大で約79ミリほどあります。

100円玉との比較です。付属のスタンドを使って立てて展示することもできます。良質な標本です。
商品スペック
商品ID | an2590 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | ジュラ紀中期から後期の示準化石、マダガスカル産のアンモナイト、ペリスフィンクテス(Perisphinctes)の良質個体 |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径7.9cm 厚2.2cm |
商品解説 | ジュラ紀中期から後期の示準化石、マダガスカル産のアンモナイト、ペリスフィンクテス(Perisphinctes)の良質個体 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。