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中身拝見!珍しいペリスフィンクテス(Perisphinctes)のハーフカット標本/【an2584】
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こちらはマダガスカル産ペリスフィンクテスのハーフ&カット標本です。ペリスフィンクテスといえば、乳白色で緻密な肋(ろく)を思い浮かべますが、まれにこのようなカットタイプも存在します。
中央でカットし、断面を研磨した標本です。

アンモナイトの殻の内部は、ご覧のようにいくつかの小部屋(セプタ)に分かれています。それぞれが独立しており、海水や空気などを出し入れできたと考えられています。その結果、浮力を得て自在に遊泳できたという説もあります。こうした空気などの出し入れは、殻の外側を走る細い管(連室細管)によって行われていました。こちらの標本でも、連室細管を確認できますね。
コラム「アンモナイトやオウムガイの内部はどうなっていたか?」を片手に写真を御覧ください。

もっとも外側の部屋には軟体部が収まっていました。

断面は、いずれも丁寧に研磨されています。

アンモナイトは、殻の中央にある渦の中心から成長をはじめ、徐々に外側へと成長していきました。

白いラインは、隔壁と呼ばれる硬い組織で、部屋を分割する「壁」の役割を果たしています。

こうして見ると、確かにペリスフィンクテスであることが分かります。ハーフカットされたペリスフィンクテスの標本は珍しいため、外観と内部構造をぜひ見比べながらご覧ください。

予想通り、内部も比較的ゆるやかに巻かれており、何重にも巻いている様子がよく分かります。アンモナイトの巻き方については、コラム「正常巻きアンモナイトの巻き方 ~密巻きとゆる巻き~」を御覧ください。

側面から撮影した写真です。標本は中央で真っ二つにカットされています。

直径最大部51ミリほどあります。

100円玉との比較です。
商品スペック
商品ID | an2584 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | 中身拝見!珍しいペリスフィンクテス(Perisphinctes)のハーフカット標本 |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径5.1cm 厚1.4cm |
商品解説 | 中身拝見!珍しいペリスフィンクテス(Perisphinctes)のハーフカット標本 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。