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珍しい!ディスコスカフィテス(Discoscaphities)とベレムナイト(Belemnites)が共存した非常に珍しい標本のハーフカット標本/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)【an2452】
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珍しい!ディスコスカフィテス(Discoscaphities)とベレムナイト(Belemnites)が共存した非常に珍しい標本のハーフカット標本/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)【an2452】
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こちらは米国サウスダコタ州産のアンモナイト、ディスコスカフィテス(Discoscaphites)のハーフカット標本です。ハーフカット標本とは殻を中央で二つにわって両断面を研磨したものです。アンモナイトの内部構造が良く分かります。アンモナイトの殻は外側の隔壁と内部を仕切る壁によって小部屋に区切られています。もともと炭酸カルシウムによって構成されていましたが、長い堆積期間中にアラゴナイト(あられ石)やカルサイト(方解石)などに置換されています。
各小部屋には海水と空気が出し入れされ、浮力を調節できたという説があります。強い水圧が外部から掛かった際には、内部にも海水などを充填することで、圧力を均等に保ち、深海にも適応できたとも言われています。
ディスコスカフィテスは白亜紀後期に存在していたアンモナイトで、主に、北米内陸部(中世部)から発見されます。
よく見ますと、直線的な殻が混じっているようです。これは珍しい!どうやら同じ場所に堆積したベレムナイトの一部が混ざっているようです。ベレムナイトはアンモナイトと同じ頭足類のグループに属する生物ですが、直線的な殻を持っています。同じような生物としてオルソセラスがありますが、繁栄したのは古生代であり、ディスコスカフィテスが棲息していた白亜紀にはいません。
ディスコスカフィテスとベレムナイトが共存した非常に面白い標本です。両者ともに、発見される産地が限られており、まして両者が同時に見つかった標本はとてもレアです。
隔壁周辺をよく見ますと、白いラインが見えます。これは隔壁を構成するラインであり、非常に硬いため、化石として残りやすい部分です。
表側を撮影しました。ディスコスカフィテスは密巻きのアンモナイトであり、脈のピッチが細かいことから、見分けが付きやすいです。
もともと一つだった標本を中央でカットしたことが分かりますね。2つ合わせると厚みは5センチほどあります。
直径最大部9センチ弱です。
100円玉との比較。ディスコスカフィテスとベレムナイトが共存した非常に珍しい標本です。
商品スペック
商品ID | an2452 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 珍しい!ディスコスカフィテス(Discoscaphities)とベレムナイト(Belemnites)が共存した非常に珍しい標本のハーフカット標本 |
産地 | South Dakota, U.S.A. |
サイズ | 直径8.9cm 厚5cm(2枚合わせて) |
商品解説 | 珍しい!ディスコスカフィテス(Discoscaphities)とベレムナイト(Belemnites)が共存した非常に珍しい標本のハーフカット標本 |
この商品を購入されたお客様のお声
ディスコスカフィテスの中にベレムナイトが入った不思議な標本ですが、どのように入ったか不思議でなりません。空の殻に後からベレムナイトが入ったとはどうも思えないからです。ベレムナイトの中央が欠けている点、ディスコスカフィテスにしては妙に開口部が広い点を見るとまるでベレムナイトを取り込んたまま成長した様にに見えるからです。一体太古の世界に何があったのでしょうか。考古学への探求心を刺激する実に興味深い標本ですね。
東京都/男性
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。