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遊色アンモナイトのファーストコレクションにいかが?光るアンモナイト、マダガスカル産クレオニセラス(Cleoniceras)の化石/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)【an2078】
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遊色アンモナイトのファーストコレクションにいかが?光るアンモナイト、マダガスカル産クレオニセラス(Cleoniceras)の化石/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)【an2078】
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こちらはマダガスカル産のアンモナイト、クレオニセラスです。表面に浮かぶ色は、遊色と呼ばれます。
アンモナイトの殻には本来、遊色層が存在します。太陽光などが遊色層を経由すると各色に分解され我々の目に飛び込んできます(分光現象)。ただ、よっぽど好条件が重ならない限り、遊色層は物理的に破砕するか、もしくカルサイト等に変質し失われます。
この標本はその遊色層が失われずに保存されています。ちなみに、このような遊色層を持つ標本は世界中から産しますが、地域によっては特別な名前を与えられたものがあります。代表的なものがカナダ・ロッキー山脈東側斜面でのみ採集されるアンモライトです。こちらはマダガスカル産の標本ですから、当然、アンモライトではありません。まれに勘違いをされているお客様がいらっしゃいますので、老婆心ながらこの点、付記しておきたいと存じます。マダガスカルはこのような美しい遊色標本が多数産するため、名の知れた産地の一つとなっています。
この部分、メノウ化が進んだ箇所もあります。メノウ化するということは、遊色層が潜晶質の珪酸塩鉱物に変質した状態です。遊色が失われる代わりに、半透明の美しい色合いを呈します。これはこれで美しい。自然のやることはエスプリに富んでいますね。
直径最大部44ミリ。
商品スペック
商品ID | an2078 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 遊色アンモナイトのファーストコレクションにいかが?光るアンモナイト、マダガスカル産クレオニセラス(Cleoniceras)の化石 |
産地 | Madagascar |
サイズ | 本体最大部4.4cm 厚1.2cm |
商品解説 | 遊色アンモナイトのファーストコレクションにいかが?光るアンモナイト、マダガスカル産クレオニセラス(Cleoniceras)の化石 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。