アンモナイトの美しい縫合線は生存競争のため!?パーフェクトな縫合線模様が見られる、白亜紀のアンモナイト(Cleoniceras sp.) アンモナイト 販売

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アンモナイトの美しい縫合線は生存競争のため!?パーフェクトな縫合線模様が見られる、白亜紀のアンモナイト(Cleoniceras sp.)/【an1361】

アンモナイトの美しい縫合線は生存競争のため!?パーフェクトな縫合線模様が見られる、白亜紀のアンモナイト(Cleoniceras sp.)/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)【an1361】

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アンモナイトの美しい縫合線は生存競争のため!?パーフェクトな縫合線模様が見られる、白亜紀のアンモナイト(Cleoniceras sp.)(その1)

パーフェクトな縫合線模様が見られる、白亜紀のアンモナイト化石をご紹介します。

アンモナイトの美しい縫合線は生存競争のため!?パーフェクトな縫合線模様が見られる、白亜紀のアンモナイト(Cleoniceras sp.)(その2)

表も裏も、ご覧のとおり素晴らしい模様。これは、アンモナイト殻の表層部をごく磨いた箇所に現れる「縫合線模様」とよばれる模様です。まるで、菊の葉っぱのように見えることから、「菊の葉模様」とも言われます。アンモナイトが別名、菊石とよばれるのはこの模様に由来します。

アンモナイトの美しい縫合線は生存競争のため!?パーフェクトな縫合線模様が見られる、白亜紀のアンモナイト(Cleoniceras sp.)(その3)

本種はクレオニセラスといい、中生代白亜紀、約1億2000万年前に生息していたアンモナイトです。アンモナイトは、白亜紀末の大絶滅で地球上から姿を消してしまったため、現在では実物を確認するのはこうして化石化したもののみとなります。

アンモナイトの美しい縫合線は生存競争のため!?パーフェクトな縫合線模様が見られる、白亜紀のアンモナイト(Cleoniceras sp.)(その4)

断面です。アンモナイトが生きていた頃には、この先には住房(じゅうぼう)とよばれる箇所があり、アンモナイト本体が収められていました。アンモナイト本体は、軟体物であるため死後腐ってしまい化石化することはまずありません。化石として残るのはご覧の気房(きぼう)とよばれる部分で、硬い殻が長い時間をかけて方解石化し、化石となります。

アンモナイトの美しい縫合線は生存競争のため!?パーフェクトな縫合線模様が見られる、白亜紀のアンモナイト(Cleoniceras sp.)(その5)

直径8.7センチの大ぶり標本。縫合線の白と、全体を覆うブラウンのコントラストが鮮やかかつ華やかな標本です。

アンモナイトの美しい縫合線は生存競争のため!?パーフェクトな縫合線模様が見られる、白亜紀のアンモナイト(Cleoniceras sp.)(その6)

断面の厚みは2センチ。

アンモナイトの美しい縫合線は生存競争のため!?パーフェクトな縫合線模様が見られる、白亜紀のアンモナイト(Cleoniceras sp.)(その7)

この複雑な縫合線模様、アンモナイトの種を特定するのに一役買っており、我々にとっての指紋のような役割を担っています。さて、アンモナイトの構造部分について少し触れておきましょう。アンモナイトの内部は、小さな小部屋(気室)で仕切られており、この小部屋の中で、空気とガスが入れ替わることで、水中に生きるアンモナイトに浮力を与えていました。

アンモナイトの美しい縫合線は生存競争のため!?パーフェクトな縫合線模様が見られる、白亜紀のアンモナイト(Cleoniceras sp.)(その8)

小部屋を仕切る一つ一つの仕切り壁(隔壁とよばれます)が、殻の表層に接触するとき、ご覧のように複雑な曲線で折れ曲がるため、このような模様ができます。この複雑で美しい模様を生み出しているのは、隔壁である、ということですね。

アンモナイトの美しい縫合線は生存競争のため!?パーフェクトな縫合線模様が見られる、白亜紀のアンモナイト(Cleoniceras sp.)(その9)

初期型のアンモナイトは縫合線模様がかなり単純で直線的な印象なのですが、後期のアンモナイトは例外はあるものの、一般的に複雑な模様をしたものが多いのです。なぜこんなに波打つ模様をしているかというと、それはズバリ強度を保つため、と考えられています。我々にとっては分かりやすい例としては、トタン屋根に使われる波板のデザイン、あるいは、ダンボールの断面を見た時に波模様になっていることなどが挙げられます。いずれも曲線の波型にすることで、平らなものより強度が増すのですね。

アンモナイトの美しい縫合線は生存競争のため!?パーフェクトな縫合線模様が見られる、白亜紀のアンモナイト(Cleoniceras sp.)(その10)

アンモナイトは縫合線を複雑化し、波模様にすることで、強度を高めて生き延びやすくする作戦に出ていたのです。

アンモナイトの美しい縫合線は生存競争のため!?パーフェクトな縫合線模様が見られる、白亜紀のアンモナイト(Cleoniceras sp.)(その11)

強度を高める工夫の末、こんなに美しい模様ができていたことは、当の本人にはもちろん知る由もなく。時代を経て、我々人類が出現し、後にアンモナイトという存在を知り、その縫合線模様を愛でるという・・・なんとも壮大なドラマがあるのです。

アンモナイトの美しい縫合線は生存競争のため!?パーフェクトな縫合線模様が見られる、白亜紀のアンモナイト(Cleoniceras sp.)(その12)

アンモナイトは、ある面から見ると絶滅した生き物ですが、別の面から見れば、地球が育んだ芸術品として珍重されています。芸術品と言われるには、十分な根拠があるのですね。

アンモナイトの美しい縫合線は生存競争のため!?パーフェクトな縫合線模様が見られる、白亜紀のアンモナイト(Cleoniceras sp.)(その13)
アンモナイトの美しい縫合線は生存競争のため!?パーフェクトな縫合線模様が見られる、白亜紀のアンモナイト(Cleoniceras sp.)(その14)
アンモナイトの美しい縫合線は生存競争のため!?パーフェクトな縫合線模様が見られる、白亜紀のアンモナイト(Cleoniceras sp.)(その15)

ハンドポリッシュにより、なめらかな表面が保たれています。全面菊葉模様に覆われた、白亜紀の絶滅アンモナイト。平置きでも、付属のスタンドで立てかけても、どちらの展示方法でも絵になるアンモナイト化石です。

ネームカード
スタンド

商品スペック

商品ID an1361
年代 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
学名 アンモナイトの美しい縫合線は生存競争のため!?パーフェクトな縫合線模様が見られる、白亜紀のアンモナイト(Cleoniceras sp.)
産地 Madagascar
サイズ 直径8.7cm
商品解説 アンモナイトの美しい縫合線は生存競争のため!?パーフェクトな縫合線模様が見られる、白亜紀のアンモナイト(Cleoniceras sp.)

地質年代

弊社で販売している標本の種名の同定について

アンモナイトとは?

名前の由来

古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。

アンモナイト

画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org

食性

口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。

サイズ

数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。

どんな生き物?

カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。

アンモナイト

画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org

北海道でよく獲れる理由

北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。

生態

殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。

アンモナイトの基本構造

アンモナイトの基本構造

かたち”から学ぶ、アンモナイトのなかまたち

かたちから学ぶ、アンモナイトのなかまたち