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トリプルAクラスの希少性と保存状態!カンブリア紀の激レア三葉虫、ゲネビエヴェラ・グラヌラツゥス。後部の棘が明瞭に保存/【tr953】
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こちらは米国ユタ州ミラード群、ウィークス層から採集される、極めて希少な三葉虫、ゲネビエヴェラ・グラヌラツゥス(Genevievella granulatus)です。以前はDemocephalus granulatusと記載されていました。ゲネビエヴェラは、数ある三葉虫コレクションの中でも、特段、希少な属です。ここ1ヶ月ほど、レアな三葉虫を連発でご紹介していますが、その中でも、輪をかけて希少と言って良いものです。三葉虫のヘビーコレクターでなければ、その希少性を理解するのが難しいほどの品と言って良いでしょう。

ミラード群といえば、エルラシア・キンギを思い浮かべる人が多いかも知れません。ゲネビエヴェラは同様の層から採集される、恐ろしく希少な属の一つです。ほとんど市場に出回ることはないため、はじめて目にした方もいらっしゃることでしょう。

こちらのゲネビエヴェラは尾板に棘があり、先端まで完全に保存されている点にご注目ください。

そして、何よりこの驚くべき保存状態。ゲネビエヴェラでここまで状態の良いものはめったに手に入りません。

そして、前述の体節と尾板の境界部分から後方にすっと伸びる長い棘。この個体の希少性を象徴するかのような美しい棘です。

バックサイドは丁寧にカットされています。本体を守るのに十分な大きさです。

そして、厚みも十分。希少なゲネビエヴェラを保護するのに十分な強度があります。

こうしてみるとフラットに見えますが・・・

よく見るととても立体的。状態の良い化石が少ないカンブリア紀の三葉虫とは思えないティディールの保存状態。

100円玉との比較。三葉虫のヘビーコレクター、とくにカンブリア紀のアイテムの収集家にご注目いただきたい逸品であります。
商品スペック
商品ID | tr953 |
---|---|
年代 | 古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前) |
学名 | トリプルAクラスの希少性と保存状態!カンブリア紀の激レア三葉虫、ゲネビエヴェラ・グラヌラツゥス。後部の棘が明瞭に保存 |
産地 | Weeks Formation, Utah, U.S.A. |
サイズ | 本体直線距離2cm×1.5cm 母岩含め全体10cm×8.9cm×厚1.3cm |
商品解説 | トリプルAクラスの希少性と保存状態!カンブリア紀の激レア三葉虫、ゲネビエヴェラ・グラヌラツゥス。後部の棘が明瞭に保存 |
三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。