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両面に合わせて3体のペロノプシス(Peronopsis sp.)が居るマルチプレート。異彩を放つ個性派、初期の三葉虫。/古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前)【tr701】
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両面に合わせて3体のペロノプシス(Peronopsis sp.)が居るマルチプレート。異彩を放つ個性派、初期の三葉虫。/古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前)【tr701】
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こちらはアイレス三葉虫こと、ペロノプシス(Peronopsis sp.)です。アメリカ・ユタ州のカンブリア紀地層で採集された標本です。

少なくとも2体の、はっきりと見分けのつくペロノプシスが居ます。冒頭でも述べましたが、ペロノプシスはアイレス(Eye-less)三葉虫と言われています。つまり、目がないのです。三葉虫といえば比較的初期に”目”を獲得した生物として知られています。その中で、異彩を放つ存在と言えるでしょう。

またペロノプシスの小さな三葉虫としても知られています。カンブリア紀の三葉虫は比較的大きなことで知られていますが、その点でも、時代に逆行していた三葉虫と言えるかもしれません。

実は反対面にもう一体のペロノプシスが居ます。両面合わせて合計3体。ペロノプシスは群集で発見されることが多い三葉虫でもあります。




ペロノプシスは一般的な三葉虫の形とは少し異なっています。尾板が大きく、ブーツの底の形に見えると言われています。

いかがでしょう?ブーツの底に見えないこともない?


100円玉との比較。初期の三葉虫の一つ、ペロノプシスです。アイレス三葉虫とも言われ、目がありません。他とは一線を画す個性派です。
商品スペック
商品ID | tr701 |
---|---|
年代 | 古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前) |
学名 | 両面に合わせて3体のペロノプシス(Peronopsis sp.)が居るマルチプレート。異彩を放つ個性派、初期の三葉虫。 |
産地 | Millard County, Utah, U.S.A. |
サイズ | 本体0.7cm 0.6cm 0.5cm 母岩含め全体9.7cm×5cm×厚1cm |
商品解説 | 両面に合わせて3体のペロノプシス(Peronopsis sp.)が居るマルチプレート。異彩を放つ個性派、初期の三葉虫。 |
三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。