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あの愛らしい繊細三葉虫が登場!ロシア産希少種キベレ・ベラトゥラ(Cybele belatula)/古生代オルドビス紀(5億500万 -- 4億4600万年前)【tr382】
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あの愛らしい繊細三葉虫が登場!ロシア産希少種キベレ・ベラトゥラ(Cybele belatula)/古生代オルドビス紀(5億500万 -- 4億4600万年前)【tr382】
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超繊細!?レア種が登場!一度手に入れると、可愛いあまり手放したくなくなりますよ。希少種三葉虫、キベレ・ベラトゥラ(Cybele belatula)です。
全身3cmの中に、これだけの繊細さを有するキベレは、オルドビス紀前期の地層で見られます。本標本は、約4億6800年前の地層から発掘されたものです。
この繊細かつ、愛らしい眼!キベレの眼の直径は、0.5mmほどしかないといわれています。どれだけ繊細なのでしょうか。
そして、華麗ともいうべきこの体節。
「キベレ」の名前は、ギリシャ神話の女神にちなんでつけられた名前です。現在のトルコ共和国中央部にあたる地域、ペッシヌースを中心地として崇拝されていた豊饒の女神が名前の由来なんです。素敵ですね。
そして、種小名の意味は、小さくて愛らしいといった意味です。キベレ・ベラトゥラは、これまで見つかっている最大個体でも約4.5cmといわれていますから、本当に小さな三葉虫です。本標本の3cmは、もっとも典型的なサイズといえます。
このサイドに伸びたトゲだらけの体節が、生々しく、可愛さの中にもグロテスクさを有しています。
突き出た眼の長さはおよそ3.5mmほど。ここまで完璧に仕上げてくれています。プリパレーターも手が震えたのではないだろうかと思われる細さです。
ナチュラルで状態抜群。
しゃきっとのびたフォルム。
およそ1万種あるとされる三葉虫のなかでも、キベレは繊細さに愛らしさをプラスした希少種です。お手元に届き、箱を開けた瞬間、キベレの洗練された、華奢な体つきにきっと驚いていただけると思います。
商品スペック
商品ID | tr382 |
---|---|
年代 | 古生代オルドビス紀(5億500万 -- 4億4600万年前) |
学名 | あの愛らしい繊細三葉虫が登場!ロシア産希少種キベレ・ベラトゥラ(Cybele belatula) |
産地 | ロシア |
サイズ | 本体最長部カーブ計測 3cm / 母岩含め全体 4cm×4.5cm×2.5cm |
商品解説 | 希少種三葉虫、キベレ・ベラトゥラ(Cybele belatula)の登場です。 本標本は、ロシア、サンクトペテルブルグのVoybokalo quarry、オルドビス紀前期(4億6800年前)の地層で発掘されたものです。 種小名の由来にもなっている、愛くるしく小さなフォルムが特徴です。 突き出た眼の繊細さにご注目ください。 3cmの大きさは、本種では典型的な一般サイズです。 |
この商品を購入されたお客様のお声
迅速かつ丁寧な梱包ありがとうございました。とても可愛い三葉虫で素晴らしいコレクションがまたひとつ増えました♪これからも期待しています。
滋賀県/男性
三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。