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デボン紀の名作三葉虫 … モロッコ産ホラルドプス、精緻な複眼と力強いフリルを備えたコレクターズクラス標本/【tr1394】
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本標本は、デボン紀前期〜中期にかけて繁栄したファコプス目三葉虫、ホラルドプス(Hollardops)の良質な一例です。現代のモロッコにあたる北ゴンドワナ沿岸域に生息していたとされ、堆積物の多い浅海底で活動していた底生性の三葉虫と考えられています。
ホラルドプスは、前方に張り出した頭鞍部と、発達した頬棘、そして広がりのある尾板フリルを併せ持つ、非常に装飾的な属として知られています。本標本でもその特徴が明瞭に確認できます。
上方から眺めると、尾板後縁に広がるフリル状構造が際立ちます。これはホラルドプス属を象徴するディテールのひとつで、力強さと優雅さを併せ持った印象を与えます。
胸部は比較的コンパクトで、体節数はおよそ10前後。全体として横に広がる扁平な体型をしており、海底での安定した姿勢に適応していたことがうかがえます。
産地は、モロッコのデボン紀層として知られる Jbel Oufatène(ジベル・オウファテン)。ホラルドプスの代表的産地の一つで、良質標本の産出で知られています。
胸部体節はくびれており、堆積時の圧縮によるものと思われます。
このフリル状構造は、体が海底の堆積物に沈み込むのを防ぐ、あるいは外敵から身を守る役割を担っていた可能性が指摘されています。
胸部の体節数はおよそ10前後と比較的コンパクトで、全体として横に広がる扁平な体型を示します。海底での安定した生活様式を反映した形態といえるでしょう。
全体のシルエットは、平たい木の葉を思わせる独特の形状です。ファコプス類にしては扁平なタイプです。
特徴的な胸部体節や尾部から伸びたフリルの数々。ホラルドプスを象徴する部位の一つです。
こちらは、本標本の見どころの一つ、複眼です。ファコプス類特有の独立した方解石レンズが、明瞭に観察できます。コラム”三葉虫と複眼……5億年前に完成していた「見る」という技術”も合わせてご覧ください。
本体カーブ計測約63ミリほどあります。平均的な大きさです。
100円硬貨との比較写真です。モロッコ・デボン紀層から採集された、人気三葉虫の一つ、ホラルドプスの化石です。
商品スペック
| 商品ID | tr1394 |
|---|---|
| 年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
| 学名 | デボン紀の名作三葉虫 … モロッコ産ホラルドプス、精緻な複眼と力強いフリルを備えたコレクターズクラス標本 |
| 産地 | Djebel Oufaten, Morocco |
| サイズ | 本体カーブ計測6.3cm 母岩含め全体8.4cm×7.9cm×高3.6cm |
| 商品解説 | デボン紀の名作三葉虫 … モロッコ産ホラルドプス、精緻な複眼と力強いフリルを備えたコレクターズクラス標本 |

三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。






























