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大型!保存状態も大変良好、特に尾部のクリーニングは必見です!モロッコ産三葉虫、ペディノパリオプス(Pedinopariops)の上質化石発掘体験キット/【tr1364】
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こちらはモロッコ産のデボン紀の三葉虫、ペディノパリオプス(Pedinopariops)です。カーブ計測で77ミリを超える、かなりの大型個体です。状態の良いものを厳選した、一級品です。
ペディノパリオプス(Pedinopariops)は、ファコプス類の典型的な特徴を持つ三葉虫です。深い体節の凹凸や、細かく連続した隆起列、厚みのある外骨格(クチクラ)を備えており、体や尾を内側に丸めることができました。
ペディノパリオプス(Pedinopariops)が繁栄したデボン紀中期は、「魚の時代」と呼ばれるほど海洋生物が繁栄し、多様化した時代でした。無脊椎動物も大きく栄え、三葉虫も高度に分化していった時代です。ファコプス類はその代表格で、それまで比較的平板だった三葉虫が、写真のように体高を持ち、より立体的な形態へと変化していきました。 側部にはフリル状で柔軟な側棘を備え、大きな複眼を持っています。
ファコプス類は写真のように特徴的な複眼を持っていました。多数の独立したカルサイトでできていたレンズが規則正しく並んでおり、動くものを素早く捉えることができたと言われています。こちらの個体もレンズレベルで保存されており、粒状のレンズ構造を確認することができます。
外骨格には細かな凹凸や隆起が見られます。こちらの個体はモロッコの専門工房でクリーニングされた上質品で、精密にクリーニングされ、側棘の立体構造が美しく際立っています。
素直なポーズで、ねじれなどはありません。左右対称の美しい標本です。
三葉虫のコレクション品としての価値は、そのクリーニング精度によって大きく変化します。モロッコの専門工房では、数十年前と比べて技術が飛躍的に向上しており、特に精密なサンドブラスターを用いるようになってからは、芸術品のような仕上がりの標本も登場しています。こちらの標本は、ベテラン職人による丁寧な仕事が施された上質品です。
大きく張り出した頭鞍部と、よく発達した右眼。
どちらの面も丁寧に、隅々までクリーニングされています。
非常に特徴的な丸まった尾部。表面には小さな凹凸がしっかりと保存されています。こうした細部にこそ、高度なクリーニング技術が反映されています。
胸部体節を真上から撮影しました。どれほど精緻に仕上げられているか、お分かりいただけると思います。
裏面です。フラットにカットされていますので、平置き時の安定感は十分です。
斜め後ろから撮影しました。この仕上がりは、見事というほかありません。
カーブ計測で約77ミリに達する、大型のペディノパリオプス(Pedinopariops)です。
100円硬貨との比較です。数値以上に、初見で思わず「大きい!」と感じられるサイズです。大きさに加え、全体の輪郭の露出や、表面のディテールなど、実に見どころの多い標本です。
商品スペック
| 商品ID | tr1364 |
|---|---|
| 年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
| 学名 | 大型!保存状態も大変良好、特に尾部のクリーニングは必見です!モロッコ産三葉虫、ペディノパリオプス(Pedinopariops)の上質化石発掘体験キット |
| 産地 | Jebel Mrakib, Morocco |
| サイズ | 本体カーブ計測7.7cm 母岩含め全体7.2cm×6.6cm×高4.4cm |
| 商品解説 | 大型!保存状態も大変良好、特に尾部のクリーニングは必見です!モロッコ産三葉虫、ペディノパリオプス(Pedinopariops)の上質化石発掘体験キット |

三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。






























