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凄腕職人が仕上げた極上標本!保存状態抜群の三葉虫・ポロスクテリュム (Poroscutellum)/【tr1347】
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こちらは、モロッコ南部のアンチアトラス山脈、ルハンダル層から採集された、約4億年前(デボン紀初期)の三葉虫、ポロスクテラム (Poroscutellum) の一級標本です。
スクテラム属 (Scutellum) は現在も分類の再検討が進められており、その中でポロスクテラムは、頭鞍部(とうあんぶ)前面がやや平らなタイプを指します。
「ポロ (poro)」はギリシャ語で「小さな孔」を意味し、「スクテラム (scutellum)」はラテン語で「盾」を意味します。おそらく、尾部に広がる扇状の形を盾に見立てて命名されたのでしょう。
「ポロ」の語源的な命名意図は明確ではありませんが、一般的なスクテラム属に比べ、表面に微細な孔や凹み状の構造が多いことを意味しているのかもしれません。
最大の特徴である扇形の尾部が、ほぼ完璧な状態で保存された、非常に美しい標本です。保存状態・クリーニングともに申し分なく、極上品と申し上げて差し支えない逸品です。
上から撮影しました。左右対称の整った姿勢を保っています。細部に至るまで精緻なクリーニングが施されており、まさに完璧な標本です。
この標本は、数十年の歴史を誇るモロッコの専門工房が手掛けたもので、高い練度を持つ職人の技が隅々まで息づいています。
スクテラムの仲間は、一般に胸部の体節が10節あります。
シンボルともいえる尾部をクローズアップしました。この大きく広がった尾部は、海底の砂に埋もれないよう進化したのかもしれません。
幅広な体節と扇状の尾部、そしてワイドな頭鞍部の縁部が形づくる、平坦で独特なシルエットは、一度見ると忘れられません。
頭鞍部の中央には、複眼をはじめとする突起構造が集まっているので、余計に頭部が幅広く見えます。
前方から撮影しました。なかなか厳つい顔面をしていますね。
ポロスクテラムと一般的なスクテラムの間で、尾板や扇状部の形態に顕著な差異は認められません。
まさに“パーフェクト”と申し上げてよい、極上の標本です。
側面から撮影しました。約4億年の時を経た今も、まるで海底に身をひそめているかのような存在感があります。
母岩の最長部は約9センチ、ポロスクテラム本体は約4センチです。
100円硬貨との比較写真です。数十年の歴史を持つ専門工房の熟練のプリッパーが手掛けた、極上の標本です。
商品スペック
| 商品ID | tr1347 |
|---|---|
| 年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
| 学名 | 凄腕職人が仕上げた極上標本!保存状態抜群の三葉虫・ポロスクテリュム (Poroscutellum) |
| 産地 | Tafraoute, Morroco |
| サイズ | 本体カーブ計測4cm 母岩含め全体9.4cm×6.3cm×厚3cm |
| 商品解説 | 凄腕職人が仕上げた極上標本!保存状態抜群、三葉虫、ポロスクテラム(Poroscutellum)。Lhandar Formation |

三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。






























