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未来へと引き継ぐ唯一無二の存在!メガサイズと完璧な保存状態を兼ね備えた「究極」のメトポリカス・エリシィ(Metopolichas erici)/【tr1271】
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こちらはロシア産の極めて希少な三葉虫、メトポリカス・エリシィです。エリシィはリカス目の中でも特に奇妙な風貌で知られ、エキセントリックなスタイルが特徴です。世界中を見回してもコレクターも限られており、この標本はまさに「ワールドコレクション」にふさわしく、ウルトラレアな逸品と言って過言ではない、ド級の希少性を持っています。これまで日本国内には数えるほどしか輸入されていません。最近の国際情勢の影響で、ロシア産の標本の新たな入荷が難しくなっており、その希少性はますます高まっています。さらに、この個体にぜひ注目していただきたいのは、そのサイズです。なんと直線計測で86ミリもあります。エリシィは通常、40ミリから大きくても60ミリ前後の標本がほとんどですが、この個体はそれを大きく凌ぐサイズです。60ミリの標本と比べても面積比で2倍以上、40ミリと比べると4倍以上の大きさです。希少なエリシィの中でも、さらに特別な存在であることがご理解いただけたでしょうか。
さらに注目していただきたい点がいくつかあります。まず、このクリーニング技術をご覧ください。まさに完璧で、非の打ち所がない保存状態を維持しています。エリシィの特徴である大きな頭鞍部の迫力は、そのサイズと相まって、震えるほど美しいものです。
古生代オルドビス紀に生息していた節足動物が、まるで現代に芸術品として復活したかのようです。
母岩のサイズも十分に確保されており、エリシィを守るように配置されています。プリパーレーターの細やかな配慮が感じられますね。
エリシィの最大の特徴ともいえるこの大きな頭鞍部。三葉虫は数千種類に及ぶと言われていますが、このようにゴツゴツとした頭鞍部を持つ種はエリシィくらいでしょう。
体節のセクションです。縁部のフリルも見事にクリーニングされています。
特徴的な尾部は、小さく二股に分かれているのがユニークです。
実物のエリシィを肉眼でご覧になったことがある方は極めて少ないと思いますが、一度ご覧になった方にこそ、この個体をぜひ見ていただきたいと思います。まず、その大きさに驚くことでしょう。「こんなに大きなエリシィが存在していたのか」と感じるはずです。実際、私もその点には大変驚きました。ロシア産のリカス目の三葉虫、パラセラウルスと同じくらいのサイズがあり、かつものすごい密度で構成されています。この初見の驚きは、さまざまな三葉虫を見てきた方にこそ感じられる凄さだと思います。まさに特別な存在です。
側面からの姿。やや上方に頭部を向けた姿が印象的です。どの角度から見ても、まさに完璧で、芸術品のようです。三葉虫に詳しいコレクターはもちろん、全くご存じない方でも、その姿に目を奪われることでしょう。
縁部のプリパレーションが特に素晴らしく、わずかに浮かし彫りにされています。強度と安定性を保ちながら、芸術性が一層高められています。
この立体感、この密度。この個体にしか無い濃密な味わいがあります。
反対側からもご覧いただけます。すべての角度から確認できるよう、慎重に撮影しました。
正面から見ると、今にも飛び立ちそうな印象的なポーズが印象的です。シンメトリー(左右対称性)も非常に優れています。
そして、さらに注目していただきたい点があります。こちらは三葉虫の口器とされるハイポストマです。やや頭鞍部を持ち上げる形になっているため、希少部位、ハイポストマもはっきりと見ることができます。
ハイポストーマを斜め45度からご覧ください。世界に数えるほどしかないエリシィにかけるプリパーレータの意気込みが伝わってきます。
真横からもご覧ください。ハイポストマを露出させるために、頭鞍部の下部奥を丁寧に彫り出したことがお分かりいただけるでしょう。
慎重に手に取って裏面を撮影しました。母岩は安定するように丁寧にフラットに仕上げており、本体以外の部分にも一切の妥協なく仕上げられています。
本体の直線計測で86ミリ(カーブ計測で98ミリ)という、信じられないほどのメガサイズのエリシィです。世界中を見渡しても、これ以上のコレクションはまず望めないでしょう。「究極のエリシィ」をお探しの、ヘビーな三葉虫コレクターにこそお薦めする、まさにキングコレクションです。
100円玉との比較。この標本の価値をご理解いただける方に、ぜひ手に取っていただきたいと考えております。長く愛し、未来へと引き継いでくださる方とのご縁をお待ちしております。
商品スペック
商品ID | tr1271 |
---|---|
年代 | 古生代オルドビス紀(5億500万 -- 4億4600万年前) |
学名 | 未来へと引き継ぐ唯一無二の存在!メガサイズと完璧な保存状態を兼ね備えた「究極」のメトポリカス・エリシィ(Metopolichas erici) |
産地 | Saint-Petersburg, Russia |
サイズ | 本体直線距離8.6cm(カーブ計測9.8cm) 母岩含め全体14.3cm×13.9cm×厚5.2cm |
商品解説 | 未来へと引き継ぐ唯一無二の存在!メガサイズと完璧な保存状態を兼ね備えた「究極」のメトポリカス・エリシィ(Metopolichas erici) |
三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。