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ラージサイズ、保存状態の良さ、そして美しい歯形……三拍子が揃った、コレクショングレードの美しいメガロドン(Otodus megalodon)の歯化石/【sh351】
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この迫力ある1枚は、約2,300万年前から約360万年前にかけて、世界中の海に生息していたとされる巨大肉食ザメ、メガロドンの歯の化石です。メガロドンといえば、一説によれば成長すると20メートルにも達したと言われるほど、信じられないほど巨大で、しかも獰猛なハンターでした。
一般に陸生生物よりも海棲生物のほうがより大きく成長しますが、メガロドンは常軌を逸したサイズを有していたと考えられています。ただし、軟骨魚類であるため体の骨は化石として残らず、硬いエナメル質と歯根を持つ歯のみが化石として、私たちにその存在を伝えています。実際、種名の Megalodon は「巨大な歯」を意味しています。
復元された姿は、歯や現生のホホジロザメなどからの推定によるもので、実際のところはまだ多くの不明点を残しています。これほどよく知られた存在でありながら、未だに古生物ファンのロマンを内包した生物でもあるのです。

左右対称で非常に美しい標本です。たった1本の歯でありながら、これほどまでに大きい……。歯のサイズを、比較的近い存在とも言われるホホジロザメと比較することで、メガロドンの体長が推定されています。それによれば、平均的な個体でも10メートルを超え、最大の個体では20メートルを超えたという説もあります。現生最大のサメであるジンベエザメをも上回り、しかも活発なハンターだったというのですから、想像を絶する恐ろしい生物であったことは間違いないでしょう。
この巨体を維持するために、彼らは主に、古代のクジラ、アザラシ、ウミガメなどの大型海洋動物を捕食していたと考えられています。幼体の頃は、温暖な沿岸部に生息し、魚や小型のクジラを食べていたという説もあります。

非常に美しい歯冠です。滑らかで、自然な光沢をまとっています。

長い辺を計測して135ミリという、立派な標本です。メガロドンの歯としては最大級ではないものの、十分に見応えのあるサイズを誇ります。両面ともに歯冠の保存状態は抜群で、まさに上級のコレクターズアイテムと言えるでしょう。

メガロドンの歯の化石には、左右に傾いているものから、このように左右対称なものまで、さまざまな形状のものがあります。これは一説によれば、生えていた位置の違いによるものだと言われています。前方に生えていた歯ほど左右対称で、奥にいくにつれて傾きが強くなるというのです。その説に従えば、本標本は前方に位置していた歯と考えられますね。

メガロドンほど大きな歯を持つ生物は、地球の全生物史を見渡しても、他に例がないのではないでしょうか。この歯が放つ迫力と威厳は、科学がまだ発展していなかった時代の人々に、非常に大きな文化的影響を与えました。
古代アメリカ大陸の先住民族は、こうした歯の化石を儀式用の道具や装飾品として用いていたとされます。また、各地で貴重な交易品として珍重されていた記録も残っています。現代においても、こうした標本はコレクターズアイテムとして極めて高く評価されており、科学の発達の有無に関わらず、人々を魅了してやまない存在であることがわかります。
古代ローマの博物学者プリニウスは、これらの化石を「舌石」と記録し、月食の際に空から落ちてきたドラゴンの舌であると考えていました。またルネサンス期には、毒を打ち消す力があると信じられ、貴族たちの間でお守りとして用いられていたという記録もあります。
科学的にこれが巨大ザメの歯であると認識され始めたのは、17世紀前半のことです。そして1835年、スイスの古生物学者ルイ・アガシーによって、学名 Carcharodon megalodon(カルカロドン・メガロドン)が提唱されました。
Carcharodon とはホホジロザメ属のことです。つい最近まで、メガロドンは現生のホホジロザメの近縁と考えられてきましたが、現在では、より古い系統である Otodus属に分類され、Otodus megalodonという学名が用いられています。

歯根を撮影しました。メガロドンの咬合力は、約18トンと推定されています。これは、なんと現生のホホジロザメの約5倍という、信じがたい数値です。全生物史を通じても、最大級の咬合力を持つ生物であることは間違いないでしょう。
その圧倒的なパワーを支えていたのが、この非常に太く、頑丈な歯根です。厚みは約24ミリもあり、力強さを物語っています。

長い方の辺に沿って計測して約135ミリもあります。

裏返して撮影しました。両面ともに、状態の良いエナメル質が保存されています。

100円硬貨との比較写真です。ラージサイズ、良好な保存状態、優れた形状の三拍子が揃った、コレクショングレードの美しいメガロドンの歯化石です。
商品スペック
商品ID | sh351 |
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年代 | 新生代第三紀(6600万--260万年前) |
学名 | ラージサイズ、保存状態の良さ、そして美しい歯形……三拍子が揃った、コレクショングレードの美しいメガロドン(Otodus megalodon)の歯化石 |
産地 | South Carolina, U.S.A. |
サイズ | 長いほうの辺に沿って13.5cm 厚2.4cm |
商品解説 | ラージサイズ、保存状態の良さ、そして美しい歯形……三拍子が揃った、コレクショングレードの美しいメガロドン(Otodus megalodon)の歯化石 |
メガロドンとは?
古代の海を支配した巨大捕食者、メガロドン
名前は「大きなノコギリ歯」を意味します。当時の海洋で圧倒的な存在感を誇った巨大な捕食者でした。骨格は軟骨で構成されていたため化石化しにくいものの、歯は非常に丈夫で、多くの化石が発見されています。
画像 「メガロドン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
メガロドンの大きさ
現在の捕食性の大型海洋生物が最大で約6メートルに達するのに対し、メガロドンはその3倍以上のサイズです。推定値ではあるものの、成長すると全長18メートル、体重30トンに達したという説があります。この大きさは現代の大型鯨類と並ぶ規模でした。
メガロドンと他の生物との比較
以下の比較図をご覧ください。現代の海洋生物と比べても、メガロドンの巨大さが際立っています。人間が近くにいたとしても、メガロドンにとっては関心を引く対象ではなかったでしょう。
画像 「メガロドン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
メガロドンの生息時代
メガロドンは約600万年前の新生代第三紀中新世を最後に絶滅しました。当時の類人猿アウストラロピテクスが誕生したのは約400万年前であり、メガロドンと人類の祖先が接触することはなかったと思われます。
再生可能な歯の仕組み
メガロドンを含む軟骨魚類の歯は「多生歯性」と呼ばれ、生涯にわたって何度も生え変わります。この仕組みにより、折れてもすぐに新しい歯が生えてきます。歯の形状には主咬頭に加えて副咬頭があり、噛み付いた獲物を逃がさない構造になっています。一部の化石にはこの副咬頭が残されているものもあります。
画像 「メガロドン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org