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ジ・オールドコレクション! 他を圧倒するメガボリューム……重量515グラム。記録的サイズを誇る、サウスカロライナ州産メガロドン(Otodus megalodon)の巨大歯/【sh348】
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ゴヒャクジュウゴグラム……。515g……。この歯化石、なんと515gもあります。あのメガロドンの歯化石でも、500gを超える標本は数百本に1本あるかどうか。もっと少ないかもしれません。歯1本で515g……つまり、500mlのペットボトル1本と同じ重さです。
まずは重量からご紹介しましたが、もちろん長さもド級。長い方の辺を計測すると、なんと171ミリ。長さも最大クラスで、驚くほど大きく、重たい歯化石です。
このクラスの標本がマーケットに出ることは、まずありません。ヘビーコレクターによって大切に保管されており、市場にはなかなか出てこないからです。こちらは、そうした“すき”を突いて現れた、非常に希少な1本です。

さて、一旦落ち着きまして、ここで種小名「メガロドン」について簡単にご紹介します。「メガロドン」という名前は、「巨大な歯」という意味です。やはり命名者も、このサイズには驚いたのでしょうね。
メガロドンは、約2,300万年前から360万年前まで、世界中の海域に生息していたとされています。もちろん、当時の食物連鎖の頂点に君臨していました。主な獲物は古代のクジラだったと考えられています。
かつてはホオジロザメの近縁種とされていましたが、最近では「オトドゥス」という古代サメの子孫であり、ホオジロザメとは直接の関係はないという説が有力になってきました。古生物の分類はたびたび見直されるため、今後また変更される可能性もあります。

この、とんでもないサイズを誇る歯化石の持ち主は、成長すると体長15メートルをゆうに超えたとも言われています。ただし、その体長は、あくまで推定値です。というのも、サメは軟骨魚類であり、骨格の大部分が軟骨でできているため、化石として残りにくいのです。一方、硬いエナメル質や歯根から成る歯は化石として残りやすく、主な研究対象となります。
こうして残された歯の大きさをもとに、ホホジロザメの歯と体の比率を参考にしながら、メガロドンの体長が推定されているのです。推定によっては、最大で20メートルを超えていたという説もあります。推定モデルや研究者によって数値は異なりますが、控えめな見積もりでも、最大個体は14メートルほどあったのではないかと考えられています。
JAWSも真っ青な、まさにモンスター級の存在です。巨大サメを題材にした映画は多く、名作『JAWS』のほか、2018年には『MEG ザ・モンスター』という作品も公開されました。
メガロドンが絶滅したのは、約360万年前。地球の歴史スケールで見れば、比較的最近のことです。そのため、「いまも深海に生き残りがいるのでは?」と、UMAファンの間で囁かれることもあるようです。もちろん科学的には否定されていますが、それでもメガロドンには、そうしたロマンを感じさせる魅力があるのです。

重さも長さも驚異的ですが、実は「厚み」もまた圧巻です。最も厚い部分は、なんと34ミリに達します。

やや湾曲しているのは、生えていた位置の影響でしょう。一般的に、前歯は左右対称で、奥の歯になるほど斜めに生え、非対称になると言われています。この歯は、やや奥まった位置に生えていたのかもしれませんね。
メガロドンの歯は、当然のことながら、絶滅種・現生種を含め、すべてのサメの中で最大のサイズを誇ります。また、歯列はなんと5列もあり、合計で250本以上の歯が生えていたとされています。顎を開いたときの幅は、最大個体で2メートルを超えていたとも言われ、どんな生物でも丸呑みにできたことでしょう。
もっとも、実際のハンティングスタイルは丸呑みではなく、この鋭い歯で獲物を切断することに特化していたと考えられています。

この角度から見ると、非常に厚みを感じますね。ずっしりと重く、手を圧迫してきます。こんな歯が、数百本も並ぶ巨大な顎で噛みつかれたら……想像するだけで、ぞっとしますね。
ちなみに、2008年の研究によれば、メガロドンの咬合力(噛む力)は、最大で約18トンと推定されています。サメは噛みつきながら頭を左右に振って獲物を引き裂くため、実際に獲物にかかる圧力はさらに高かったと考えられます。まさに、重機で締めつけられるかのような、凄まじいパワーを持っていたのです。

縁の部分には、鋸歯(セレーションとも呼ばれます)が見られます。

色が薄い部分は「歯冠」、根元の濃い部分は「歯根」といいます。歯根は骨の内部に埋まっていた部分で、強力な咬合力を支える役割を果たしていました。

エナメル質全体が、深く複雑なグレーの色調に包まれ、美しい光沢をたたえています。

根元を撮影しました。メガロドンの魅力のひとつが、この冗談のように大きな歯根です。18トンもの咬合力に耐えられる、まさに恐るべき巨大な“土台”です。

長辺を計測すると、なんと171ミリもあります。まさに最大級のメガロドンの歯化石です。

100円玉との比較です。繰り返しますが、重量は驚異の515g。500mlのペットボトル1本分に相当する重さです。ロングカーブで計測すると171ミリ、最厚部は34ミリと、長さの面でも他を圧倒するだけでなく、エナメル質には自然な風合いが残っており、非常に美しい歯化石でもあります。
商品スペック
商品ID | sh348 |
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年代 | 新生代第三紀(6600万--260万年前) |
学名 | ジ・オールドコレクション! 他を圧倒するメガボリューム……重量515グラム。記録的サイズを誇る、サウスカロライナ州産メガロドン(Otodus megalodon)の巨大歯 |
産地 | South Carolina, U.S.A. |
サイズ | 長いほうの辺に沿って17.1cm 厚3.4cm 515g |
商品解説 | ジ・オールドコレクション! 他を圧倒するメガボリューム……重量515グラム。記録的サイズを誇る、サウスカロライナ州産メガロドン(Otodus megalodon)の巨大歯 |
メガロドンとは?
古代の海を支配した巨大捕食者、メガロドン
名前は「大きなノコギリ歯」を意味します。当時の海洋で圧倒的な存在感を誇った巨大な捕食者でした。骨格は軟骨で構成されていたため化石化しにくいものの、歯は非常に丈夫で、多くの化石が発見されています。
画像 「メガロドン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
メガロドンの大きさ
現在の捕食性の大型海洋生物が最大で約6メートルに達するのに対し、メガロドンはその3倍以上のサイズです。推定値ではあるものの、成長すると全長18メートル、体重30トンに達したという説があります。この大きさは現代の大型鯨類と並ぶ規模でした。
メガロドンと他の生物との比較
以下の比較図をご覧ください。現代の海洋生物と比べても、メガロドンの巨大さが際立っています。人間が近くにいたとしても、メガロドンにとっては関心を引く対象ではなかったでしょう。
画像 「メガロドン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
メガロドンの生息時代
メガロドンは約600万年前の新生代第三紀中新世を最後に絶滅しました。当時の類人猿アウストラロピテクスが誕生したのは約400万年前であり、メガロドンと人類の祖先が接触することはなかったと思われます。
再生可能な歯の仕組み
メガロドンを含む軟骨魚類の歯は「多生歯性」と呼ばれ、生涯にわたって何度も生え変わります。この仕組みにより、折れてもすぐに新しい歯が生えてきます。歯の形状には主咬頭に加えて副咬頭があり、噛み付いた獲物を逃がさない構造になっています。一部の化石にはこの副咬頭が残されているものもあります。
画像 「メガロドン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org