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左右対称の美しい形、上質のエナメル質、セレーションなど、極めて状態の良いメガロドン(Megalodon)の歯化石/【sh278】
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こちらは史上最大級の肉食ザメ、メガロドンの歯化石です。メガロドンは新生代の一時期、海域の食物連鎖の頂点に君臨していた生物です。地球レベルの環境の変化についていけず200万年ほど前に絶滅したと考えられています。

左右対称で非常に美しい形です。

両面ともに上質。左右の刃にはせーション(ギザギザの部分)が保存されています。

美しいエナメル質の色。

獲物を切り裂くために進化した鋭いセレーション。メガロドンはこのような鋭い歯を両顎に何本も備えた恐ろしい生物でした。

ミドルセクション。細かな皺が保存されています。

芸術品のような美しさを兼ね備えています。

メガロドンは全時代全生物を通じて最強の咬合力(噛む力)を有していたという説があります。分厚い歯根がそれを物語っていますね。

これほどのハンティング能力を備えていたメガロドンでしたが、地球の寒冷化により獲物のクジラ(ケトテリウムなど)が減少した結果、絶滅したという説があります(絶滅理由は複数の説あり)。食料を多く必要とする巨大な体躯が仇になってしまった可能性があります。

長辺計測121ミリという立派な歯化石です。

100円玉との比較。左右対称の美しい形、上質のエナメル質、セレーションなど、極めて状態の良いメガロドンの歯化石です。
商品スペック
商品ID | sh278 |
---|---|
年代 | 新生代第三紀(6600万--260万年前) |
学名 | 左右対称の美しい形、上質のエナメル質、セレーションなど、極めて状態の良いメガロドン(Megalodon)の歯化石 |
産地 | U.S.A. |
サイズ | 長いほうの辺に沿って12.1cm 厚2.2cm |
商品解説 | 左右対称の美しい形、上質のエナメル質、セレーションなど、極めて状態の良いメガロドン(Megalodon)の歯化石 |
この商品を購入されたお客様のお声
同じメガロドンの歯でも、埋まっていた堆積岩の性質により、こんな様々な色をした化石になっていくんですね。宝石ジェットのような深遠で漆黒の色彩をしたものも、何か光が引き込まれていくようで神秘的でさえあります。澄んだ青白いエナメル質を残したものも、まだほんの抜け落ちたばかりではないかとさえ思わせる状態を数百万年のタイムカプセルに保存したかのようで、また感慨深いです。
神奈川県/男性
メガロドンとは?
古代の海を支配した巨大捕食者、メガロドン
名前は「大きなノコギリ歯」を意味します。当時の海洋で圧倒的な存在感を誇った巨大な捕食者でした。骨格は軟骨で構成されていたため化石化しにくいものの、歯は非常に丈夫で、多くの化石が発見されています。
画像 「メガロドン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
メガロドンの大きさ
現在の捕食性の大型海洋生物が最大で約6メートルに達するのに対し、メガロドンはその3倍以上のサイズです。推定値ではあるものの、成長すると全長18メートル、体重30トンに達したという説があります。この大きさは現代の大型鯨類と並ぶ規模でした。
メガロドンと他の生物との比較
以下の比較図をご覧ください。現代の海洋生物と比べても、メガロドンの巨大さが際立っています。人間が近くにいたとしても、メガロドンにとっては関心を引く対象ではなかったでしょう。
画像 「メガロドン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
メガロドンの生息時代
メガロドンは約600万年前の新生代第三紀中新世を最後に絶滅しました。当時の類人猿アウストラロピテクスが誕生したのは約400万年前であり、メガロドンと人類の祖先が接触することはなかったと思われます。
再生可能な歯の仕組み
メガロドンを含む軟骨魚類の歯は「多生歯性」と呼ばれ、生涯にわたって何度も生え変わります。この仕組みにより、折れてもすぐに新しい歯が生えてきます。歯の形状には主咬頭に加えて副咬頭があり、噛み付いた獲物を逃がさない構造になっています。一部の化石にはこの副咬頭が残されているものもあります。
画像 「メガロドン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org