非常にレア！珍しい産地、色・質感、エナメル質・セレーションの保存状態は感涙もの！山形県鮎川村産、希少な国産サメの歯化石 サメ 販売

この鋭い刃先と粒が揃ったセレーションを御覧ください。こちらは山形県鮎川村産の新生代のサメの歯化石です。

歯冠の化石ですが、１００％ナチュラルで、保存状態は極めて良好。刃先まで完全に保存されており、両刃にセレーションが保存されています。なおかつ、非常にレアな国産の歯化石で、産地も明確。長らく地学を専門とする大学教授のコレクションだった逸品です。良い意味で、もろもろイレギュラーなユニークな化石なのです。

サメの歯化石の歯冠はパーミネラルゼーションによって色が変化しやすい部位です。粘土鉱物の影響を受けた場合、陶器のような、なめらかで透き通った質感になります。こちらの歯化石はその好例です。詳しくは「化石の色はどのように決まるのか。メガロドン歯化石から探る。」を御覧ください。

ヒャー、っとおかしな声を発してしまうほど、美しいエナメル質。両刃の素晴らしいセレーションを確認するのが、一瞬遅れるほど、これ以上望めないほど美しい歯冠です。

歯根へと続き部分で終わってしいますが、断面をのぞける点は嬉しい点です。

このセレーションはぜひルーペでじっくりと御覧ください。３倍程度の低倍率のルーペでも十分役目を果たせます。

他のサメの歯化石ではまず見られない、なんとも言えない独特の色合い。珍しい産地ならでは。

長い方の辺にそって４９ミリ。歯冠のロングカーブ計測だけで４９ミリほどあります。まだ稜線は先に続いていそうですが、おそらくそれなりに大きな立派な歯化石であったことは容易に推測できますね。メガロドンの歯化石かと聞かれれば、そこは断言を避けます。サイズ的には十分ありえるのですが、歯根の厚みなど確認できない箇所があるため、保留とさせてください。

１００円玉との比較。セレーションやエナメル質をはじめとした各部位の保存状態、色・質感、珍しい産地など、あらゆる意味でユニークな標本です。良い意味でコレクション価値の測定が難しい、集めがいのある歯化石かと存じます。