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メガロドンより希少。絶滅したホホジロザメの直径の祖先、カルカロクレス・アングスティデンスの歯化石/新生代第三紀(6600万--260万年前)【sh139】
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メガロドンより希少。絶滅したホホジロザメの直径の祖先、カルカロクレス・アングスティデンスの歯化石/新生代第三紀(6600万--260万年前)【sh139】
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こちらは、先史時代の巨大サメ、カルカロクレス・アングスティデンスの歯化石です。カルカロクレス・アングスティデンスはおよそ3千万年前から2千万年前に棲息していた巨大ザメです。
カルカロクレス・アングスティデンスは現世最強の肉食ザメとされるホホジロザメの直系の祖先と目されています。ホホジロザメとの共通点が多数報告されています。また、成体の体長は9メートルと、現世のホホジロザメよりもかなり大きかったと推測されています。
こちらの歯化石の保存状態は格別で、ご覧のように見事なセレーションが残されています。副歯も保存されています。
長い方の辺に沿って計測して6.3センチ。
非常に美しいエナメル質。
保存状態はこれ以上望めないほど。
副歯あり。
左右ともに副歯が残されています。
カルカロクレス・アングスティデンスはこの凄まじいセレーションを備えた歯を用いて、目に入るもの、ほとんどすべてを捕食の対象にしたものと考えられています。すなわち、魚、イルカ、クジラ、ペンギン等など。
歯茎に埋まっていた部分。サメは軟骨魚類のため、歯といくつかの脊椎骨のみが化石として残ります。カルカロクレス・アングスティデンスの化石として最良のものは、ニュージーランドで発見された標本ですが、それでも歯と35個の椎体を中心とした脊椎骨のみです。
100円玉との比較。
化石としての個体数では、あのメガロドンよりも希少と言って良いでしょう。大変珍しいカルカロクレス・アングスティデンスの歯化石です。しかも、抜群の保存状態。
商品スペック
商品ID | sh139 |
---|---|
年代 | 新生代第三紀(6600万--260万年前) |
学名 | メガロドンより希少。絶滅したホホジロザメの直径の祖先、カルカロクレス・アングスティデンスの歯化石 |
産地 | Summerville, South Carolina |
サイズ | 長いほうの辺に沿って6.3cm |
商品解説 | メガロドンより希少。絶滅したホホジロザメの直径の祖先、カルカロクレス・アングスティデンスの歯化石。Chandler Bridge Formation。漸新世(Carcharocles angustidens) |
メガロドンとは?
ジョーズも真っ青、古代のサメはさらに3倍!!
名前の由来は大きなノコギリ歯の意味。当時の海を支配していた最凶の殺戮マシーン。サメの骨は軟骨であるため化石にはなりにくいのですが、歯はしっかり残ります。
画像 「メガロドン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
ニューヨーク自然史博物館
サメは古代から存在する、生きた化石です。現在では、映画「ジョーズ」で出演?したホオジロザメが有名で、最大6mにも成長します。
しかし、メガロドンの大きさはそんなものではありません。これまで発見された中で最も大きなサイズは、なんと全長18m・体重30tのサイズがあったと言われています。これは現在のジンベーザメやマッコウクジラと同じくらいの大きさです。
もはや、サメではありません。巨大怪獣です!
以下の比較図をご覧下さい。ジョーズであれだけ恐怖だったホオジロザメがかわいく見えます。人間なんて、何の腹の足しにもならないでしょう。
画像 「メガロドン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
メガロドン、ホオジロザメ、ヒト
残念ながら??我々人類の祖先と共存した時代はありませんが、こんな猛獣がいたら、おちおち海釣りもできませんね。メガロドンは新生代第三紀中新世(600万年前)を最後に絶滅。類人猿アウストラロピテクスは400万年前に誕生。
何度でも生え変わるハンター仕様の歯
サメの歯は多生歯性で、生きている間に何度も生え変わります(人間は一度だけ)。折れても復活するまさにハンター専用のスペシャル仕様になっています(デンタルバッテリーと言います)。
しかも、歯の形が大きな主咬頭に加え、いわゆる返しのための副咬頭が付いており、一度噛み付いたものをしっかりとホールドする、恐ろしい仕組みになっています。化石になっても、副咬頭が確認できるタイプがあります。
画像 「メガロドン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
2頭のクジラの仔を襲うメガロドン(想像図)