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山型の美しい形!史上最強の交合力を有していた、絶滅巨大ザメ、メガロドン(Carcharodon megalodon)の歯化石/【sh132】
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美しい三角形の歯化石。史上最大の肉食ザメ、メガロドンの歯化石です。

こちらは裏面。メガロドンはおよそ1800万年前から150万年前まで世界中の海に生息していた巨大なサメです。最大で20メートル近くにまで成長したと考えられており、史上最大の肉食ザメとして知られています。現在には絶滅していません。

こちらはの歯化石は長い方の辺に沿って11.4センチ。現世の肉食ザメ、ホホジロザメの歯とは比較にならない、巨大な歯化石です。

メガロドンの顎にはこのような歯化石が無数に並んでおり、その交合力(こうごうりょく=噛む力)は20トンに及ぶという説があります。これはあらゆる生物のなかでもっとも強い交合力であると推定されています。

がっしりとした歯根。

メガロドンがなぜこれほどまでに巨大化したか、については、諸説ありますが、当時の海がかなり温暖でエサであるクジラの頭数が増加したことが要因と考えられています。

光沢を備えた美しいエナメル質。

どこから見ても良形です。

特に山型の歯冠の美しさは特筆すべきものがあります。

世界中の海で食物連鎖の頂点に君臨していたメガロドンでしたが、500万年前頃から徐々にその個体数を減らしていったと考えられています。徐々に海水温が低下し、エサのクジラが減っていったためとされています。クジラは恒温動物である哺乳類のため、ある程度寒さに耐性があるのに対して、変温動物のメガロドンは温暖な海でしか活発に動くことができなかった、という説もあります。

100円玉との比較。いずれにしても、生物のなかで史上最大の交合力を有していたとされるメガロドン。こちらの標本はその歯化石です。コレクションアイテムにふさわしい美しい形にご注目下さい。
商品スペック
商品ID | sh132 |
---|---|
年代 | 新生代第三紀(6600万--260万年前) |
学名 | 山型の美しい形!史上最強の交合力を有していた、絶滅巨大ザメ、メガロドン(Carcharodon megalodon)の歯化石 |
産地 | U.S.A. |
サイズ | 長いほうの辺に沿って11.4cm |
商品解説 | 山型の美しい形!史上最強の交合力を有していた、絶滅巨大ザメ、メガロドン(Carcharodon megalodon)の歯化石 |
この商品を購入されたお客様のお声
以前から探し求めていた、良型のメガロドン歯化石をメールマガジンで閲覧し、初めて購入しましたが、質問にも迅速に対応していただき良いものが買えました。いつもメールマガジンの化石やコメントを楽しく拝見しています。ありがとうございました。
愛知県/男性
メガロドンとは?
古代の海を支配した巨大捕食者、メガロドン
名前は「大きなノコギリ歯」を意味します。当時の海洋で圧倒的な存在感を誇った巨大な捕食者でした。骨格は軟骨で構成されていたため化石化しにくいものの、歯は非常に丈夫で、多くの化石が発見されています。
画像 「メガロドン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
メガロドンの大きさ
現在の捕食性の大型海洋生物が最大で約6メートルに達するのに対し、メガロドンはその3倍以上のサイズです。推定値ではあるものの、成長すると全長18メートル、体重30トンに達したという説があります。この大きさは現代の大型鯨類と並ぶ規模でした。
メガロドンと他の生物との比較
以下の比較図をご覧ください。現代の海洋生物と比べても、メガロドンの巨大さが際立っています。人間が近くにいたとしても、メガロドンにとっては関心を引く対象ではなかったでしょう。
画像 「メガロドン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
メガロドンの生息時代
メガロドンは約600万年前の新生代第三紀中新世を最後に絶滅しました。当時の類人猿アウストラロピテクスが誕生したのは約400万年前であり、メガロドンと人類の祖先が接触することはなかったと思われます。
再生可能な歯の仕組み
メガロドンを含む軟骨魚類の歯は「多生歯性」と呼ばれ、生涯にわたって何度も生え変わります。この仕組みにより、折れてもすぐに新しい歯が生えてきます。歯の形状には主咬頭に加えて副咬頭があり、噛み付いた獲物を逃がさない構造になっています。一部の化石にはこの副咬頭が残されているものもあります。
画像 「メガロドン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org