噛まれりゃお陀仏！！レア！両面ともぷっくりと膨らんでいる凶暴歯メガロドン サメ 販売

ふちのノコギリ歯が圧巻！巨大肉食ザメの見事なセレーションをご覧ください。

メガロドンは、サメの中でも、特にその歯化石が美しいといわれています。濃いグレーから炭色のシックな色にギザギザ凶器をしのばせた、厚みのあるメガロドンの歯化石が化石セブンに登場しました。

本標本は、とにかく、今海からあがったのではないかと思わせるほど、生々しい質感が特徴です。そして、両面がぷっくりと盛り上がって分厚いのがレア！

歯の根元部分（歯根）は、中央が圧縮により縦方向に線が刻まれていますが、あえて補修はしていません。このナチュラルな感じ、丸々味わっていただければと思います。

本標本、エナメルの保存状態をしっかりチェックいただきたいと思います。生々しい照りを見せてくれますね。

この辺りが分厚いですよ～。

手にもつと、迫力が一段とあります。メガロドンは、海水の温度が比較的温かかった新生代（約1,800万年前から約150万年前）に繁栄した巨大サメです。

その巨大な歯から、最大推定体長12ｍから14ｍともいわれていますが、全身骨格は残っていないため正確なところは未だわかっていません。

この分厚さ！そしてふちのぎざぎざ。最高です。

なぜ、全身骨格が残らないか？それは、サメは歯をのぞき、体が軟骨でつくられた魚類のため、化石として見つかることができないのです。

唯一の手掛かりとなるのが歯化石です。太古に巨大な肉食サメ、メガロドンが存在したという確かな証拠化石です。

推定体長は、ある基準と照らし合わせて出されたものです。その基準は、歯の形が非常に酷似している、現生のホオジロザメです。両者の歯が似ているというこは、体型も似ているに違いないということで、計算されているわけですね。

セレーションのアップをじっくりご覧ください。

危うく、手を当てると切れてしまいそうなギザギザです。

メガロドンの出現は、クジラの進化、繁栄に促されたものだと考えられています。メガロドンが繁栄する一つ前の時代は、クジラが最も進化し繁栄した時代です。数が増えたクジラの捕食者として、メガロドンは存在し、その数を増やしていったようです。

ド迫力！最長部12ｃｍのメガロドンです。クジラを食すというと、信じられないと思われるかもしれませんが、クジラの大きさは、イルカ程度です。それでも十分大きいですが。実はイルカは、れっきとしたクジラの1種で、ハクジラの小型種を、慣例的に「イルカ」と呼んでいます。

近くでみれば見るほど生々しさが伝わる、海の化け物、メガロドンです。メガロドンは、歯化石しか残りません。だからこそ、こんなに美しいフォルムで現代に現れてくれたのでしょうか。そんな思いにさせてくれる標本でした。