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海に戻った爬虫類、白亜紀モササウルスの歯化石(Msasaurus)/【ot820】
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海のティラノサウルスと称された、モササウルスの歯化石をご紹介します。
恐竜時代の白亜紀、陸から海にもどったトカゲといえばモササウルスでしょう。モササウルスは、巨大な肉食海棲爬虫類です。最大の個体では、18メートルほどの大きさに成長したと考えられています。
三角形でぷっくりした、形の良い標本です。
表面のエナメルの状態はご覧の通り申し分ありません。
モササウルスの歯は、後方に湾曲した向きで顎の中に収まっています。
鋭い先端部です。モササウルスは、海に棲むアンモナイトやカメを噛み砕いて食していました。
モササウルス上質歯のご紹介でした。
商品スペック
商品ID | ot820 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 海に戻った爬虫類、白亜紀モササウルスの歯化石(Msasaurus) |
産地 | Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測3.4cm |
商品解説 | 海に戻った爬虫類、白亜紀モササウルスの歯化石(Msasaurus) |
モササウルスとは?
なんでも食っていたモササウルス
モササウルス (Mosasaurus )は、白亜紀後期に生息していた肉食の海棲爬虫類。現在のオオトカゲ類に近い仲間だと考えられている。力強い尾と4本の櫂のような肢を持っていました。顎は蛇のように可動し、魚、亀、軟体動物、及び貝類を食料としていたと思われています。
画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
顔面はワニそっくり
トカゲといっても、足はヒレであるので地上に上がることはなかった。顔はワニそっくり。体長は最大で12~3mであり、その後の時代を生きたメガロドンとほぼ同様のサイズである。今のオオトカゲやワニなどとは比べ物にならないほど大きい。12~3mと言うと大型バスよりもずっと大きい。
モササウルスの名前の由来
白亜紀後期、初めて発見されたオランダのモウサ川にちなんでいます。
パリの国立博物館 画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
モササウルスが活躍した白亜紀後期とは
恐竜の時代である”中生代”は、三畳紀、ジュラ紀、白亜紀の3つに分類されるが、その中で、最も新しい時代である。恐竜が最も反映をしていた時代でもある。
モササウルスが覇を唱えていた時代は白亜紀後期であり、恐竜が絶滅する寸前まで世界中の海で大暴れしていました。
1780年オランダ マーストリヒトで発見されたモササウルスが人々を驚かせている様子。
画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
モササウルスの化石・歯
比較的多く歯の化石が出回っているが、偽造品(母岩に歯を埋め込んだものが多い)も出回っているため注意が必要です。また、出土・保存状態によって品質はさまざまです。表面がエナメル質を保ち、かつルート(根元)が太いモササウルスの歯化石は意外に数が少なく価値が高いと言われています。