大迫力の青い巨塔！両面ダブルの閃光が目に眩い、鉱物ラブラドライト 鉱物 販売

広い面で輝く、幻想的な青色の鉱物、ラブラドライトをご紹介します。17センチ、１キロオーバーの大迫力標本です。

反対側は青からエメラルドグリーンの色中心に光ります。

このビッグで大迫力の標本はラブラドライト(Labradorite)といい、日本名は曹灰長石（そうかいちょうせき）と呼ばれています。本品はマダガスカル産。これほどの固まりで強くフラッシュするものは化石セブンで初めてです。

右側底面が青がかったグレー色ですね。ラブラドライトの基本的な色はこの色です。（ときに無色や白の場合あり。）ラブラドライトをある角度に傾けると、驚くほどまばゆい輝きが現れます。大変幻想的な鉱物です。

サイド側から。４.５センチの厚みです。

斜長石は成分によって、ラブラドライト（ラブラド長石）、オリゴクレース、アンデシン、バイトウナイト、アノーサイトなど、呼称が異なりますが、その中でも、ラブラドライト（ラブラド長石）は、青色に輝き、かつイリデッセンス（iridescence）を有することから、準宝石（半貴石）として扱われています。

ご覧のように光の当たる角度によって、色味が変化します。基本的なグレー色から瞬時にブルー色に光輝きます。これをイリデッセンス（iridescence）と言いますが、ラブラドライト（ラブラド長石）のイリデッセンス（iridescence）を、ラブラドレッセンスと言うことがあります。

鮮やかな青の閃光が出現しました！閃光効果は、結晶面のごく薄い層にある境界面から光が反射する事によって生まれます。

反対側の色です。ただただ美しく、目が奪われます。まるで、青の洞窟を除いているよう。

手との比較。あまりに巨大で、迫力ある標本。重さ１１５５グラム。

吸い込まれそうな青の世界をアップでご覧ください。

鉱物は数千種あるとされているのですが、いわゆる「ジェムストーン」とよばれる鉱物はわずか１００種類にも満たない事実があります。ジェムストーンの代表格といえば、ダイヤモンドやルビー、エメラルドなどなどそうそうたるメンバーです。本種ラブラドライトは、価値あるジェムストーンとして認識されている鉱物です。

ラブラドライトは、１８世紀の１７７０年、カナダのラブラドル半島という場所で発見されたことに由来します。「ラブラドル」と聞いて最もなじみ深いのは、盲導犬や警察犬でも有名な、たれ耳のラブラドール・レトリバー犬かもしれません。ラブラドール犬とラブラドライト、実は同じ地域の出身なんですね。

自然がつくり上げた閃光の眩さを体感できます。何時までも眺めていたくなる、ダイナミックな青い巨塔、ラブラドライト標本です。