2.8キロオーバー！柱状結晶がそびえ立つ、水晶の迫力標本(rock crystal) 鉱物 販売

20センチオーバーの、大きな水晶標本をご紹介します。

本標本の特徴は、巨大な柱状結晶がいくつも見られ、大変ダイナミックな点にあります。

水晶は、透明な石英に名づけられた名称で、英名ではロッククリスタル(rock crystal)とも言われます。古代ギリシャ人は無色透明な水晶を(krystals)と名づけていました。

手と比較すると、この水晶がいかに大きな塊であるかがわかります。重さは2.8キロオーバー。大迫力標本です。

柱状結晶が隙間なくびっしり。ド迫力です。

面は光に当たるとキラキラと反射します。結晶と結晶の隙間は黄味がかっています。鉄分の影響によるものでしょうか。

最も特徴的な水晶標本の一枚です。結晶の先端部分が鮮明に見られます。鉛筆の先のような形をしていますね。この尖っている箇所から下へ広がる三角形の面を錐面といい、さらにその下、長方形の面を柱面といいます。これらが、ご覧の通りクリアに確認できます。

小さな標本は数あれど、これほどの塊で見ることのできる標本となると圧倒されます。これぞ、地球が育んだ産物。

一番安定するのはやはり平置きですが、スタンド展示で一周ご覧頂きたいと思います。

ごつごつした結晶の塊であることがわかります。厚みもなかなかのもので、7.5センチあります。

こちらが裏側。

光を通すと、一段と透明感が増すようです。

話はそれますが、日本の国石（こくせき）が『水晶』であることは意外に知られていません。そもそも、国石という、国を象徴する石なるものがあったのか！とつっこまれそうですが、実はあるのです。かつての日本は、良質な水晶がとられていたのですね。

間近で鑑賞すると、眩いほどに広い面でキラキラ反射します。真の鉱物コレクターが所有すべき、迫力水晶標本です。